趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
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期待値は99%以上ですが・・
 NHKで放送されている、「爆問学問-爆笑問題のニッポンの教養」という番組は、爆笑問題と様々な分野で最先端の研究をしている大学の教授とが対談する番組です、なかなか面白くてよく見ているのですが、先日(2010/05/25)は、谷岡一郎(大阪商業大学教授)先生との番組で「確率論的・統計学的に正しい賭け方とは?「ツキ」の正体とは?競馬と宝くじとパチンコ、最も効率がいいのは?ギャンブル学者と爆笑問題がカジノを舞台にガチンコ勝負!」という内容で放送されました。

※谷岡一郎(大阪商業大学教授)先生は、
   「確実に負ける賭け方」とは  07/12/15
 の記事の中で紹介した、ツキの法則―「賭け方」と「勝敗」の科学 (PHP新書)の著者です。

 その番組の中で、ギャンブルの期待値について紹介されていて、

 競馬などの公営ギャンブルは75%
 ルーレットは95%
 宝くじは45%
 パチンコは97%

 ということでした。
 パチンコの期待値が意外と高いのには驚きでした。

 ところで、商品先物取引の期待値はどのくらいでしょうか・・?

 掛けたお金に対して、平均してどのくらいの割合でお金が返ってくるのか、というのが期待値ですが・・、商品先物取引で1枚取引するのに必要な金額を、掛けたお金の額と考えて計算してみる事にします。

 東京工業品取引所での金の取引を1枚した場合

 今日(2010/05/27)現在の東京金の証拠金は135,000円です。
 取引会社はいろいろありますが、フジフューチャーズ株式会社でネット取引をしたとして、取引手数料は1枚往復税込で787円です。
 商品先物取引は、取引自体ではゼロサムですので、平均的には、証拠金と同額の135,000円が戻ってくることになります。

 期待値の計算は
 135,000円 ÷ (135,000円 + 787円) = 0.9942041

 ということで、約99.4%ということになります。

 ちなみに、取引単位が変わって証拠金が下がっている銀(証拠金34,500円)で計算すると、手数料は金1枚と変わらないので、約97.81%と期待値は下がります。
 ミニ取引ではフジフューチャーズ株式会社の取引手数料は1枚往復100円と格安のため、証拠金が18,000円と下がっても、約99.4%の期待値となります。

 勝か負けるかということで言えば、パチンコと比べて勝ちやすいと考えることが出来ると思います。

 ただ、
   予想以上にマイナスサムゲームかも  08/10/29
 の記事でいたように、商品先物取引で利益を上げた人には、20%の税金がかかってきます。
 その税金まで含めて考えると、期待値99%以上といってしまって良いのか、疑問が残るところですね。
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テーマ:商品先物取引 - ジャンル:株式・投資・マネー

「下げ相場でも・・」
 「下げ相場でも利益が狙える取引」
 これは、商品先物取引会社のホームページに書かれていたり、商品先物取引の営業マンから語られる商品先物取引の特徴(魅力)の1つです。
 
 株式取引などでは、現物の株式を買っている人が多いですから、相場が上げているとこには、相場に参加している多くの人が資産を増やす事の出来るプラスサムの状態になるのに対して、相場が下げる時には相場に参加している多くの人が損失を出すマイナスサムの状態になります。
 
 商品先物取引では、売りを建てる事も買いを建てる事と同じ条件でできるため、相場が下げると予想して売りを建て、下げた時に決済すれば利益が出るという事になります。

 なるほど・・、
 「商品先物取引は、上げ相場でも、下げ相場でも利益が狙える取引」と言う事になるわけです。

 さて、実際はどうでしょう。
 下げ相場で利益を出している人は、どのような人は・・、
 ・下げる前に、これから下げ相場になると予想して売りを建て、下げたときに買い決済した人
 ・下げている途中で、更に下げると予想して売りを建て、更に下げたところで買い決済した人
 下げ相場の中でも時々発生する短期的な戻しの際、買い建玉をすることによって利益を出す人もあるでしょうが、下げ相場ですから、売りで入った方が利益は出しやすくなります。

 下げ相場だったチャートを見て、
「ここで売って、ここで買っていれば、○○円の利益になります。だから、商品先物取引は、下げ相場でも利益が出せるんです。」
 と言うのは簡単です。
 しかし、実際の取引において、今後も下げ続けるのか、そろそろ底を打って反転してしまうのか、という判断を、チャート分析などで行ったとしても、その分析通りに相場が動くかどうかは、未来になってみなければ分かりません。

 そして、忘れてはならないのは、誰かが下げ相場で利益を出しているとき、その分の損失をどこかの誰かが出しているということです。
 商品先物取引では、上げ相場でも、下げ相場でも、常にこの関係が成り立ちます。
 そして、それはゼロサムではなく、マイナスサムになっているのです。
   予想以上にマイナスサムゲームかも  08/10/29 

 商品先物取引には、本来は、商品価格の下落に対するリスクヘッジ、という意味合いもあるわけですが、私のような個人投資家は、基本的に、投機として、マネーゲームして、参加しているわけです。
 そのような参加者が、チャート分析その他でいろいろと分析して、未来を予想し、建玉しています。
 その結果は、どんなに参加者が勉強したり、投資スキルを磨いたりしていても、必ず、マイナスサムゲームなんですよね・・。

 「商品先物取引は、上げ相場でも、下げ相場でも利益が狙える取引」
 当たり前ですが、狙ったからといって、みんなが利益を出せるわけではないということですね。

 ただ、商品先物取引でも、FXでも、はたまた、パチンコのようなマイナスサムゲームでも、中には、長期的に利益を出している人がいることも確かです。
 マイナスサムゲームのなかでも、投資スキルを身につけて、「自分さえ、利益を出せれば、それでいいジャン」という考え方もあると思います。
 そんなスキルを身につけた人にとっては、確かに、
 「商品先物取引は、上げ相場でも、下げ相場でも利益が出せる取引」になるわけですからね・・。
予想以上にマイナスサムゲームかも
 商品先物取引が、どのような仕組みになっているのか・・、

 このブログでは、
   先物取引とは。  05/01/25 06/04/28更新
 これらの記事で、その具体的な説明をするとともに、
   ゼロサムゲーム  05/01/27
 このような説明もしてきました。

 そして、「ゼロサムゲーム」と言っても、手数料分は余計に負けやすいことも説明しています。
   手数料負けのリスク  06/02/17

 つまり、特定の参加者が商品先物取引口座の出し入れをしないまま1年間取引をしたとして・・、
 1年後には、利益を出した人、損失を出した人がいるわけですが、この市場の中からは手数料分が消えていると言うことになります。
 
 この考えでいけば、「手数料分だけマイナスサムゲーム」と言うことになります。
 オンライントレードの普及で手数料が安くなったため、以前と比べるとマイナスサムの度合いは低くなっていると思いますが、実は・・・

 「手数料分だけマイナスサムゲーム」というのが間違いであることに、遅ればせながら、気がつきました。

 手数料以外に引かれるもの・・、
 税金です。
 利益を出した人は、その利益の20%を税金という形で支払わなければなりません。
 
 ※ 申告分離課税について  06/02/21
 この記事で書いたように、実際に支払う税金の額はその人の全体の所得額によって変わって来ます。

 税金分の金額を商品先物取引口座から引き出すとは限らないので、市場内の資金が正確に税金分減るわけではないですが、参加者の投資資金全体を考えれば、手数料分と税金分が減っていくことになります。

 ですから、商品先物取引は、
 「手数料と、利益に対する税金分、マイナスサムゲームである」ということになります。

 そう考えると、随分、大きな金額が市場から消えていくことが分かります。
 単純に「ゼロサムゲーム」などと言うと、勝つか負けるか五分五分のような印象を持ってしまいますが、実は「マイナスサムゲーム」である、ということも肝に銘じる必要がありそうですね。

 ところで、2005年の商品取引所法の改正以降、勧誘に対する規制が強化され、商品先物取引での出来高が減っています。
 出来高の減少には、その時々の相場状況、取引証拠金の金額などが関係してくるので、一概に言えないところがありますが、「マイナスサムゲーム」という性格上、どんどん新しい顧客と資金を市場に入れないと、市場が縮小してしまうと言うことも影響しているのでしょうね。
個人投資家の成績
 商品先物取引に関する情報サイトFactual Futuresの商品先物取引業界ニュースのコーナーに、平成19年度「商品先物取引に関する実態調査」報告書=農水・経産省が掲載されていたので、見てみました。

 その中で最も興味深かった内容は、51ページの「一般個人の損益状況」です。
 ippankojinnosoneki080805.png

 案の定というか何というか・・

 利益者が32,673人、損失者が66,536人で、利益者3割に対して損失者7割。
 一人当たり平均利益額は198 万円、一人当たり平均損失額は253 万円で、個人投資家全体の利益額は648 億円、損失額は1,679 億円となっています。
 個人投資家全体では1,000億以上負け越しているわけです。

 このブログでも、商品先物取引がゼロサムゲームであること、手数料がかかる分、負けやすいことなどを説明していますが、個人投資家の負け方はそれ以上に悪い結果となっています。

 この現実をしっかり認識して、個人投資家がこんなに負けやすい原因が何なのか・・、よく考えてみることで、わずかな勝ち組に入るための方策が見つかるかもしれませんね。


 ところで、先日の投資日記で、NHKの「うわさのプロファイリング」という番組で、FXについて取り上げていたことを書きました。
 FXもゼロサムゲームあるということに関しては同じですので、そのリスクについては商品先物取引と似たような物だと考えていますが、FXについてもこのようなデータが有れば、より分かりやすいと思います。
 商品先物取引で個人投資家は、大きく負け越しているわけですが、FXでも同じような状況なのか、興味がもたれるところです。
 もし、FXで個人投資家の利益者数と損益者数、総利益額と総損失額、を比べて、大きな違いが無いような結果が出るのであれば、同じゼロサムゲームでも、FXの方が利益を出しやすい・・、ということが言えるかもしれません。
 
 ただ、これも、単年度の比較では、その年の相場状況で個人投資家が商品先物取引で儲けやすい年、FXで儲けやすい年、みたいなことも有るでしょうから、ある程度複数年に渡ったデータが欲しいですね。

 平成18年度「商品先物取引に関する実態調査」報告書=農水・経産省に記載されている、平成17年度と平成18年度の一般個人の損益状況は次のようになっています。
 ippankojinnosoneki070805.png

平成20年度「商品先物取引に関する実態調査」報告書=農水・経産省に記載されている、平成20年度一般個人の損益状況は次のようになっています。
 ippankojinnosoneki090827.png

 結果として、個人投資家にとって、商品先物取引がかなり負けやすいマネーゲームだと言うことがわかります。 
   生存率はオンライントレードが高いようです。  08/09/14
 このような記事をいたこともありますが、
 対面取引とオンライン取引で個人投資家の損益に違いがあるのか・・。
 会社によって顧客の個人投資家の損益に違いがあるのか・・。
 と言うようなことが分かるデータがあると本当はうれしいですね。
厳しい世界なんです。
 昨夜(2008/02/26)のNHK プロフェッショナル 仕事の流儀では、棋士 羽生善治についての番組が、アンコールで放送されていました。

 25歳で7冠を達成した羽生善治が、35歳となった今、新たな境地で将棋に挑んでいる姿がドラマチックに描かれていました。

 勝負の世界、どちらかが勝てばどちらかが負けるという厳しい世界です。
 その中で10年間、トップの座をキープすることが如何に難しいことか・・・。

 さて、私たちが行っている商品先物取引、これもなかなか厳しい世界です。
   ゼロサムゲーム  2005/01/27
 この記事で書いたように、誰かが利益を出せば、その利益を他の誰かが損失という形で負担しているわけです。

 先の、将棋の世界、勝負の世界という面での厳しさはありますが、ゼロサムゲームではありません。
 将棋のトーナメントでは、どこかのスポンサーが賞金を出して、それを参加者がその順位によって分け合うことになります。
 負けても、勝者に対してお金を支払う必要はありません。

 自分の資金を賭けて取引しているという意味で、商品先物取引の世界は、非常に厳しい世界です。
 
 将棋の世界は、プロとしての実力と段位を身につけ、トーナメントに参加すること自体、かなり難しいことです。
 商品先物取引は、資金さえ用意できれば、誰でも簡単に参加することが出来ます。
 手軽さの裏側には、ゼロサムゲームという非常に厳しい世界が広がっていることを忘れないようにしたいものです。
他のゼロサムゲームと比べて
   ゼロサムゲーム  2005/01/27
 この記事で書いているように、商品先物取引はゼロサムゲームです。
 パチンコ、競馬、宝くじなど、世の中には多くのゼロサムゲームが存在します。

 オンライントレードで、非常に格安な手数料で取引が出来る様になった商品先物取引は、集まった資金の還元率を考えれば、他のゼロサムゲームと比べて有利なのでは?と思います。
 パチンコ屋さんの利益と違って、手数料を取引参加者が明確に把握することが出来ますので、ゲーム自体は非常にクリーンで公平な感じがします。
 パチンコでは、パチンコ屋さんが出玉の設定や釘の調節などを行っているため、選んだ台によって、出やすい、出にくいということが有りますが、商品先物取引では、選んだ銘柄に関係なく、手数料以外は完全なゼロサムゲームとなるわけです。

 でも、「商品先物取引は怖い」と言われるのは、かつての商品先物取引会社外務員の強引な勧誘と、勧められて建玉したことによる損失などから「業者に騙される」というイメージがあることも事実ですね。
 法律の改正などで、このような「怖さ」は、少なくなっていると思われます。

 その他、何が怖いのか・・・、
 同じゼロサムゲームでも、他のゼロサムゲームと何が違うのか・・・。

 先ず、パチンコやパチスロなどと異なる点として、「一度に多額の資金を失う危険性が有る」ということが言えます。
 パチンコやパチスロで1000万円無くそうと思ったら、相当な労力が必要ですが、商品先物取引では、建玉方法によって、あっと言う間に消えてしまいます。

 競馬や宝くじなどでは、1000万円分馬券なり、宝くじ券を買って、当たらなければ、こちらもあっと言う間に1000万円を失うことは可能ですが、あらかじめ馬券、宝くじ券をを購入するため、それ以上の損失は有りません。
 ところが、商品先物取引では、1000万円を失って、さらに借金を背負う可能性も有るわけです。

 なるほど怖いですね~。

 とは言え、取引する銘柄、低玉枚数枚数、取引手法など、全て自分で決められるわけですから、そんな悲惨なことにならないようなやり方をすれば良いはずです。

 でも・・・

   むーみんパパはこうして・・  2007/08/16
 この記事を読んでいただければ分かる通り、商品先物取引には、大きな損失に誘い込んでいくような魔力が潜んでいます。
 リスクを考えて、最初は少額の取引をしていても、その取引が上手くいって利益が出ると、つい、建玉枚数を増やしたくなるものです。
 そして、その先には落とし穴が・・。

 気をつけたいですね。

 外国為替証拠金取引も、リスクで言えば、商品先物取引と同列に来そうなものですが、「怖いもの」という印象が少ないのは、何となく外国為替証拠金取引の方がクリーンなイメージが、商品先物取引の方がダークなイメージが有るからかもしれません。
 イメージに惑わされずに、本質的なところを見ていきたいものです。
 
 冒頭で書いているように、商品先物取引は、パチンコよりも有利なゼロサムゲームだと思います。
 パチンコを楽しむように楽しんで取引出来たら、パチンコよりも儲かるかもしれませんね。 
週末の外電
 今朝の外電の動きですが、
 NYガソリン08/01 ↑↑↑ +1.63
 NY灯油08/01   ↑↑ +0.80
 NY原油08/01   ↑↑ +0.44
 NY金08/06     ↑↑ +4.6
 NY白金08/01   ↑↑ +7.3
 NY銀08/05     ↑↑↑↑ +18.2
 という感じになっています。

 外電に関する詳しい情報は、フジフューチャーズ・マーケット総合情報がお勧めです。

 為替は、現在(7/07 5:59)、123.33円です。
 やや円安方向に動いています。

 今朝のNY、オイル関連は続伸、貴金属も上げています。
 昨日の東京では、ガソリンの期先に関しては、NYの上げに対して、前日上げて寄り付いたものの、最終的には前日よりも下げて引けています。
 その分、週明けの上げ幅が大きくなってしまうかもしれません。
 むーみんパパは、ガソリンの売りを20枚も建てているわけですし、目が離せないところです。

 貴金属では、銀の上げ幅が大きくなっています。
 私が建玉中の金と銀×3のサヤ(金1枚、銀1枚)は↓に動きそうです。
片張りで買いなら、金より白金?
 現物取引か、先物取引か  2005/01/26 2006/03/01更新 
 では、金地金を1キロ買うのであれば、先物取引で金の買いを1枚建て玉すればわずかな手数料で同じような効果が出せることを書きました。
 
 金の地金は、売値と買値の間に
  金地金商で63,000円
  商品取引会社で31,000円
 の値ザヤが有るため、取引に当たっては、それだけの手数料を支払うのと同じことになります。
 ですから、1年以内の短期保有であれば、手数料の安いオンライントレードで買いを建て玉した方が、有利と言うことになります。
 
 さらに長期の保有を考えた時、先物取引で現物取引と同じ効果を出すには、期近にきた買い建て玉を売りで仕切ってから、再び期先の限月で買いを建て玉すれば良いわけです。オンライントレードの手数料は1,000円以下の会社がほとんどですので、現物取引の値ザヤを考えたら、何回もこの操作を繰り返すことが出来ます。
 とは言うものの、問題は、金先物の価格が、期近より期先の方が高い順ザヤという状態になっているため、期先を売って期近を買うという行為は、その価格差分その価格差分ロスが生じてしまいます。
 現在(2006/09/14)は、期近と期先の価格差が約30円ですので、1回、買い換えをするとその時点で先物取引の優位性はなくなってしまいます。
 現物取引か、先物取引か  2005/01/26 2006/03/01更新の記事では、最後の部分でその件に触れて、長期的な取引を考えた場合、順ザヤの状態では商品先物取引の優位性はなくなるけれども、金の地金を直接買うにはそれだけの資金が必要なので、わずかな資金で地金を買ったことと同ような効果を期待するのであれば、商品先物取引がよいかも・・。という書き方をしました。

 ところで、金と同じ様な価格変動を強いるものに白金があります。白金は期近が期先より高い逆ザヤになっています。長期的に保有するという考えで、上記の金のように期近にきたときに期先と買い換えをした場合、こちらではその価格差分、有利に働きます。
 だったら、金地金を買うよりも、商品先物取引で白金の買いを建て玉した方が、有利なのでは?と考えますが、いかがでしょうか。

 ただ、NY白金は順ザヤになっているところが気になりますね。
商品先物取引に対する一般的なイメージ
 身近な人、例えば職場の同僚などに、 
 「私、株式取引やってます」
 「私、外国為替証拠金取引やってます」
 とは言えても、
 「私、商品先物取引やってます」
 とは、なかなか言いにくいものです。

 「私、商品先物取引やってます」と言ったら
 「え! 本当なの? 大丈夫? だまされてるんじゃないの?」という反応がほとんどではないでしょうか。
 商品先物取引に対する、このダークなイメージは何なのでしょうか?

 実は、今日、地元の集会所で、飯田消費生活センターの所長さんによる「最近の消費者相談から-消費者トラブル防止のために-」という講習会に参加してきました。

 下記の内容が書かれた資料を渡していただいて、それぞれについて詳しく説明してくれました。
 1 平成17年度消費者相談の現状
 2 架空請求のハガキ
 3 架空請求ハガキへの対応は「無視」
 4 利用していない有料サイトの料金請求
 5 おれおれ詐欺撃退法
 6 ヤミ金融の悪質な手口にご注意
 7 うまい話はない 催眠(SF)商法
 8 マルチ商法に誘われたけど!
 9 高齢者を狙い商品を次々販売
 10 リスクの大きい商品先物取引
 11 契約トラブルの解決に役立つクーリング・オフ
 12 通信販売で気をつけたいこと
 13 今日の結論
 講演会としては、とても面白い、ためになるものでしたが、商品先物取引がこのようなリストに入っていることに関して、私としては複雑な気分でした。
 資料によると商品先物取引の相談件数自体は平成17年の全相談件数4,499件の内、24件ということです。
 商品先物取引についての説明は、ガソリンの取引を例に出して、「わずかな投資資金でもこんなに損失が大きくなるんです・・。最初は少し利益が出たように見せかけて、後から大きな損失が出るんです。素人が手を出すようなものではありません。絶対儲かるなんて言葉を信用しないように。」という感じのものでした。本当はちょっと違うのにな~、と思いながら、これが一般的なイメージなんだよな~と、黙って聞いてきました。

 商品先物取引の仕組みを理解していない人が取引するべきではないし、絶対儲かるものではないことは事実ですね。

 ただ、これほどまでにダークなイメージが出来てしまったのは、今までの商品先物取引会社の営業の仕方や建玉の仕方に大きな問題があったのではないでしょうか。一般の人には、取引で損失が出ると言うより、業者にだまし取られるというイメージが強い感じがします。

 かつて、そのダークな部分も経験した私ですが、現在、私自身は、そのシステムやリスクを知ってオンライントレードで参加する限り、パチンコよりも面白い(パチンコをほとんどやってなくてこう書くのはフェアではありませんが・・)と考えますし、リスク自体も、同じ証拠金取引である外国為替証拠金取引とほとんど同じだと考えます。要は、やり方ですよね。

 将来的には、リスクも良く理解した上で、パチンコするくらいのイメージで商品先物取引というゼロサムゲームに参加する人が増えてくれるとイイなあ~、と考えています。

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サヤ幅の計算方法
 このブログでは、サヤの組み合わせについて、金と白金×0.5、白金×0.5とゴム×5、原油×0.05と白金×0.5 などの表記をしている場合があります。

   白金と金のサヤ取りの可能性  2006/06/28
   ストラドル取引、その他の組み合わせ (ザラバ)  2006/07/05
   ガソリンと灯油のストラドルについて  2006/07/07
   ゴムと金のサヤ取り検証  2006/07/12
   ゴムと白金のサヤ取り検証  2006/07/13
   Non-GMO大豆と一般大豆のサヤ取りについて  2006/07/22
   改めてSELECTⅡの組み合わせを検証  2006/08/04
   金と一般大豆のサヤ取り検証  2006/08/06
   金とコーンのサヤ取り検証  2006/08/07
   コーンと一般大豆のサヤ取り検証  2006/08/08
   原油と白金、原油と金のサヤ取り検証  2006/08/13
   金と銀のサヤについて  2006/11/29

 これらの記事を読んでいただければ、その意味は分かると思いますが、サヤ取りにおいては大切なことだと考えますので、改めて説明します。
 
 白金と金のサヤ取りの可能性  2006/06/28の記事を書くまで、サヤ幅の計算をする際、それぞれの相場表に表示される価格を単純に引き算していました。

 例えば、原油と金のサヤはどうか?と考えたとき、
 サヤ幅 = 原油の価格 - 金の価格
 という計算をしてチャート化していました。

 当然、相場表に表示されている価格は、原油の方が桁違いに高いですから、結果は原油の片張りとあまり変わらない推移になってサヤ取りとして不的確、ということになります。
 oil-gold-week20060814.png
 このチャートを見ても、私はサヤ取りしませんが、もし、このチャートによって「サヤ取りで仕掛けようしよう」という判断をした場合、このチャートに基づく取引をするためには、金の倍率は1000倍、原油は50倍ですので、金1枚の建玉に対して原油20枚の建玉をする必要があります。

 さて、金を1枚建玉したとき、実際の取引額は
 2,403 × 1000 = 2,403,000 です。
 原油1枚の実際の取引額は
 51,750 × 50 = 2,587,500 です。
 両者の価格は、意外と近いことが分かります。

 だったら、実際の取引額によるサヤの推移はどうなのか・・
 
 setteihenkou20060814.png
 チャートの設定を変更してみると
 oil-gold-week20060814b.png
 チャートの推移を見る限り、サヤ取り出来るかも・・という感じになります。
 このチャートを元にしてサヤ取りをするのであれば、金1枚に対して原油1枚(1対1)で良いことになります。
 ただ、私の場合は、チャートの目盛りが、金の相場表と同じレベル(実際の取引額の1000分の1)になっていた方が分かりやすい気がするので、
 サヤ幅 = 原油の価格 × 50 - 金の価格 × 1000
 ではなく
 サヤ幅 = 原油の価格 × 0.05 - 金の価格 × 1
 で計算することにしています。
 oil-gold-week20060814c.png
 チャートの形は同じですが、目盛りの桁数が変わります。

 このように、金と白金×0.5、白金×0.5とゴム×5、原油×0.05と白金×0.5などの表記は、それぞれの銘柄を1対1で建玉する場合のサヤの推移を表示するために倍率を調節していることになります。
 ※銘柄の組み合わせによっては、1対2などになるように倍率を調整した方がサヤ取りとして機能しやすい場合もあるかもしれません。

 このように「倍率を調節してチャートを表示する」という考え方は、倍率の異なる異銘柄間での取引をするためには、非常に重要なことだと思います。
 しかし、私自身、白金と金のサヤ取りの可能性  2006/06/28の記事を書くまで、相場表に表示される価格ばかりを意識していて、そのことに気がつきませんでした。
 私にとっては、完全に盲点でした。

 倍率を調節してチャートを表示することで、異銘柄でのサヤ取りに関して、考え方が大きく広がると思います。

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