趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
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口座から出金
ここ何年かは、全く取引していませんでしたが、またいつか取引したくなるかも・・と、先物取引会社の口座には資金を入れたままにしてありました。

仕事で車を購入する必要が出てきたので、こちらの資金を出金することにしました。

今でも、時々、先物相場の様子を見ることがありますが、それによって資産運用したいと言う意識は全くなくなっています。

「商品先物取引を趣味として楽しむ」ということで低リスクで楽しみながら如何にして儲けるかを必死になって考えて、このブログを書いていたわけですが、

仕事を如何に楽しみながら、地道に利益を上げていくか?ということに集中して行こうと思います。
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スパン証拠金制度で両建てが増える?
 今日、第一商品の営業マンから電話がありました。

 この営業マンからは、最近、時々電話による営業を受けているのですが、だいたいは、その時々の相場状況と、「今これを仕掛けたら面白いと思いますが・・」という話をされるという感じです。

 今回は、最終的には「銀の売り」を勧める電話だったのですが、その前に、スパン証拠金についての説明をしてくれました。(1月からスパン証拠金が適応される、少し前にも、スパン証拠金についての説明は受けていました)
 
 「買建玉を建てていて、思惑に反して価格が下げたとき、スパン証拠金の制度によって、追い証拠金などを入れることなく、同銘柄同限月で売りを建てることで、対処することが出来る」

 と言うことで、この話の続きは、

 「だから、昨日のように銀が大きく上げて、それにつられて買建玉が膨らんだようなとき、今日のような反落があると、それに対処して売建玉が増えてくるから、銀を売ってみたら面白いのでは・・」

 ということでした。

 最近、仕事が忙しかったりで、結局、「銀を売ってみては・・」というお誘いはお断りしたのですが、この説明で感じたことは、「スパン証拠金制度が、両建てを勧める、良い口実になっているのでは・・」ということでした。

 私は、このブログでも書いていたように、サヤ取りを中心にトレードしていました。
 そのようなサヤ取りを主としたトレーダーにとっては、「スパン証拠金制度」はとても有りがたい制度だと思われます。

 ただ、片張りの取引をしていて、相場が思惑に対して逆行した時の対処法として、損切りの決済をする代わりの両建てを勧めるのはどうなのでしょうか?
   両建てが絶対に損とも言えない?  05/07/15
 でも書いたように、必ず手数料分損するとも言えない部分はありますが、最初の建玉に逆行した分の含み損を抱えたまま、「新たな反対売買の建玉をどこで仕切るか」という新たな問題を上塗りしていくことになっていきます。
 
 私が、三晃商事さんで商品先物取引を始めた当初、対面取引で、片張りの逆行に対して両建てを勧められて・・ということが有りました。
   苦い経験1 初めての建て玉  05/06/30
   苦い経験2 買い増し  05/07/01
   苦い経験3 両建て  05/07/02
   苦い経験4 増える建て玉  05/07/03
   苦い経験5 オンライントレード開始  05/07/04
   苦い経験6 調子に乗ったとこころで・・  05/07/06
   苦い経験7 最後の両建て  05/07/07

 その後、業者の方が、お客さんに両建てを勧めることはいけないことだったと言うことを知りました。

 たぶん、今でもそうだと思うのですが、今日、私のところに電話をくれた営業の方は、「片張り建玉への逆行に対する対処法の選択肢として両建てについて説明して最終的な判断はお客さんがする」と話していました。

 片張り建玉に対して逆行したとき、両建てしようかな?と考える状態であれば、潔く、損切り決済をするのが一番だと思います。 
久々に商品先物取引の営業電話
 今日は、久々に商品先物取引の営業電話を受けました。
 相変わらず、キッパリ断れないのが私の性格で、話を聞いてしまいました。
 フジトミの只野という営業マンでしたが、私が昨年まで、商品先物取引のネットトレードを行っていたことを話したので、商品先物取引の詳しい説明などは省いて、相場分析ソフト「ポジション・トレーダーPRO」を使ったテクニカル分析などについて詳しく説明してくれました。

 わざわざ、メールで「ポジション・トレーダーPRO」と仮のIDとパスワードを送ってくれて、実際のチャート画面を見ながら、説明してくれました。

 psitiontrader100618.png

 このようなチャートを表示させながら、
 「売りサインの後、最初の買いサインで買いを入れれば、大体は成功するんですよ・・」
 等々、話をしてくれました。
 フジトミの対面取引では、このように「ポジション・トレーダーPRO」による、テクニカル分析の情報を、お客さんと共有しながら、売買サインに基づいて、取引の提案をしていくと言うことでした。

 フジトミでは、以前、ネットトレード「ASSIST」で口座を開設すれば、この相場分析ソフト「ポジション・トレーダーPRO」を無料で利用することが出来たため、私も一時、口座を持っていたことがあります。
 ただ、私の場合、当時は、気配値によるリアルタイムサヤ相場表を使ったりと、サヤ取りのためのリアルタイムな情報を重要視していたため、「ポジション・トレーダーPRO」は、利用する機会が少なく、開設した口座も、比較的短期間で解約してしまったように記憶しています。

 現在、フジトミでネットトレードの口座を開設しようとすると、「ASSIST」ではなく、以前の小林洋行のトレードシステム「Futures Net」を利用することになり、「ポジション・トレーダーPRO」は無料では使うことが出来ないそうです。

 対面取引では、手数料は高くなりますが、「ポジション・トレーダーPRO」を無料で使うことが出来るというメリットがあるそうです。

 今回、私自身は、商品先物取引についてはしばらくお休みして、本業の仕事に重点を置きたい旨を話して、フジトミでの対面取引口座開設のお話はお断りしました。(只野さんからは、その後も検討してもらいたいというメールはもらっています)

 今回、フジトミの只野さんから説明された、「ポジション・トレーダーPRO」を利用しての対面取引については、これから対面取引を行いたいと考えている人にとっては、なかなか面白い話のようにも感じました。

 ただ1つ、対面取引をするに当たって、注意すること・・。
 それは、建玉が多めになりやすいと言うことです。
 ネット取引では、誰にも気兼ねが無いですら、極端な話し、金ミニ1枚でも平気ですが、対面取引で、それが可能かどうか・・。

 只野さんに説明を受けながら「ポジション・トレーダーPRO」で「システム適正」の分析などもしましたが、その際、証拠金比率を50パーセントに設定して、それぞれの銘柄について、特定のシステム取引が有効かどうか分析しました。
 実際の取引を証拠金比率50パーセントで行うとすれば、リスクマネージメント的にどうなのかな?と思います。
 そのあたりは、
   リスクマネージメント  05/09/13
 こちらの記事をご覧下さい。

 商品先物取引の専門家として、営業マンの方には、建玉を増やしたいお客さんをたしなめるような立場でいてもらいたいものだと思います。

 ※ところで、フジトミの営業マン、只野さんの名前ですが、私がこの「趣味として商品先物取引を楽しむ」というブログを書いているということを伝えたところ、「名前を出しても良いですよ」と言って頂いたので、そのまま名前を出させて頂きました。
趣味として商品先物取引を楽しんでみて・・
 2005年の1月に、このブログ「趣味として商品先物取引を楽しむ」を書き始めたので、2010年の1月で丸5年と言うことになります。

 この1年は、自分で取引することはほとんど無く、日中もほとんど相場の動きを見ることはありませんでした。
 朝、外電をチェックするのみで、「今朝の外電・・」なんて意味の無い記事を書いてきました。

 このブログを書き始めた少し前に、東京ガソリンの限月間取引によるサヤ取りについて知ったというか、思いついて・・。
 その頃は、非常にリスクの少ない投資手法を発見したような気になって、とてもワクワクした気分で相場を見ていました。

 商品先物取引についてのブログもまだまだ少なかった時期で、ブログを書くこと自体も、とてもワクワクしてやっていました。

 「趣味として・・」と言うことで、建玉枚数は少なかったわけですが、私の頭の中では、本業のこと以上に商品先物取引について考えることが多い時期が、しばらくありました。
 その頃は、このブログも充実していましたね・・。

  むーみんの屁理屈
 のカテゴリで、「損小利大」と言うことについて考えたり、

  白金と金のサヤ取りの可能性  06/06/28
 この記事で、金1枚、白金1枚でのサヤ取りの可能性について考えて、その後、様々なサヤ取りの組合せについて検討したこともりました・・。

 「気配値によるリアルタイムサヤ相場表」を作ったのも、思い出深いところです。
  気配値によるリアルタイムサヤ相場表  06/02/13
 オイル関連は、随分出来高が少なくなっていますので、スリッページを小さくするためには、必須のアイテムかもしれませんね。
 この相場表では、DDE機能もったチャートソフトを利用していますが、そのチャートソフトについての改善案などについて、商品取引会社の方に要望を出したりしたことも、思い出深いことです。
 
 後半は、徐々に商品先物取引と離れた話題が増えていきましたが・・

 2007年の暮れ、あさひアセットマネジメント株式会社から「金のスポット取引」についての勧誘を受けてからの、ロコロンドン関連の記事も、なかなか面白かったですね・・。
   「金のスポット取引」って・・  07/12/17 12/29更新
   「ロコ・ロンドン取引」と称する取引のクーリング・オフについて  07/12/22
   クーリング・オフの期間が経過した後でも  08/01/10

 その後でしたね、マネポケ大賞CX部門賞を頂いたのは・・
   マネポケ大賞 CX部門賞を受賞しました。  08/01/17

 それから、国の借金とその解消法としての政府通貨についての記事も、かなり力を入れて書いたモノです。
   政策金利引き下げの効果は?  08/10/30
   最近の商品先物取引業界と現在の経済状況  08/12/03
   中央銀行の国債購入について  2008/12/17
   「赤信号、みんなで渡れば・・」金融危機に対する秘策?  09/01/03
   ハイパーインフレで、国の借金が返せるのでしょうか?  09/01/12
   千円硬貨、作っちゃいましょうよ。  09/02/12
   お金の動きだけ見れば・・  09/02/15
   ある朝、テレビをつけると・・  2009/02/16
   政府通貨と通貨の流通量  09/02/26

 
 このブログを盛り上げてくれた人物として忘れてならないのは、むーみんパパの存在です。
 商品先物取引のリスクの高さ、こうなったら失敗する・・というパターンを分かりやすく実践してくれてしまいました。
   むーみんパパはこうして・・  07/08/16 08/03/04更新

 ブログを盛り上げて頂いたと言うことでは、多くのコメントを書いて頂いた方々にも感謝しております。
 コメントの内容自体、大変勉強になりましたし、商品先物取引について、いろいろと考えるきっかけを与えて頂きました。
 
 このブログを書き始めた当初は、商品先物取引に対して、ワクワクした楽しみを感じながら取り組んでいたわけですが、後半は、リスクの高さを、実体験としても、そして理屈としても深く感じました。
 ブログの記事でも、そのリスクについては、詳しく書いたつもりですので、読んで頂けると参考になる部分も多いかと思います。


 今日は、2009年の大納会です。
 そろそろ、このブログも納会にしようかと思います。
 「今朝の外電」という記事、ほとんど意味がありませんでしたが、この記事を書くために、貴重な朝の時間を毎朝20分~30分使っていました。
 商品先物取引についてや、それ以外も、面白い出来事、役に立つ出来事があった時にのみ、記事を追加していこうと思います。
 
 それでは皆さん、良いお年をお迎えください。 
マネポケ大賞の季節がやってきました。
 今年も、金融投資口コミコミュニティーサイトマネポケにおいて、マネポケ大賞が開催されます。
 
 2009マネポケ大賞

 本年の大賞選出までのスケジュールは、

 1、第1次ノミネート発表 2009年11月30日(金)予定
 2、最終ノミネート発表 2009年11月25日(金) 予定
 3.、マネポケ大賞発表 2010年1月下旬 予定

 このようになっていて、11月20日まで、エントリーを受け付けているようです。
 
 以前と比べ、商品先物取引は、出来高も減少して元気がありませんが、このような企画で、盛り上がりを見せるとイイですね。

 このブログ「趣味として商品先物取引を楽しむ」も、2007マネポケ大賞のCX部門賞を受賞し、昨年の2008マネポケ大賞では、審査員として参加していました。
 
 今年は、どんなサイトが選ばれるのか、楽しみですね。
N-G大豆、アラビカコーヒー、ロプスタコーヒーが再び板寄せ取引に
 東京穀物商品取引所では、明日(2009/10/01)より、N-G大豆、アラビカコーヒー、ロブスタコーヒーの取引手法を、ザラバ取引から板寄せ取引に変更するそうです。

 2009/03/02に、粗糖が板寄せ銘柄に変更された際には、
   粗糖が板寄せ取引に変更に・・  2009/02/24
 という記事を書きました。

 粗糖が板寄せ取引に戻った3月以降の出来高、取組高の推移を見てみると、

 粗糖
 sotou090930.png

 N-G大豆
 ngdaizu090930.png

 アラビカコーヒー
 ara090930.png

 ロブスタコーヒー
 rob090930.png

 このようになっています。

 粗糖は、3月以降、出来高、取組高が徐々に回復している印象ですが、ザラバ取引だったその他の銘柄は、出来高、取組高共に減少しています。
 
 N-G大豆、アラビカコーヒー、ロブスタコーヒーについて、粗糖のように、出来高、取組高が回復することを期待しています。
 
 ところで、気配値によるリアルタイムサヤ相場表ですが、板寄せ取引開始以降に、穀物銘柄用の相場表の更新を行いたいと思います。
指定サヤ幅での約定が保証されるSCO
 5月7日より、東京工業品取引所では、新しいシステムによる取引が始まります。
 
 今まで慣れ親しんだ「成行」「指値」という日本語の表現ではなく、「リミット注文」「マーケット注文」などと呼び方が変わったり、その約定条件が変わったりして、ちょっとややこしい印象が強いですね。

 さて、サヤ取りをやっている私が、新しいシステムの売買注文の中で最も気になったのが、スタンダード・コンビネーション注文(SCO)です。

 このスタンダード・コンビネーション注文(SCO)について、東京工業品取引所の次期システムについての概要では、次のように解説しています。

以下、引用
--------------------
注文の種類6: スタンダード・コンビネーション注文(SCO)
同一商品の2 限月の鞘価格指定し、売・買同枚数を1 注文として発注する

2 つの限月の組合せを指定し、当該限月間の鞘価格を売買する注文形態です。2つの限月の組合せにおいて、一方の限月が売りであればもう一方は買い、一方が買いであればもう一方は売りとなり、同枚数ずつ約定します。当該注文の種類の「売」は、「期近限月の売」と「期先限月の買」、「買」は、「期近限月の買」と「期先限月の売」の組合せになります。
「標準」という意味の「スタンダード」と「組合せ」という意味の「コンビネーション」を合わせ、「スタンダード・コンビネーション」注文と呼びます。略称は「スタンダード(Standard)・コンビネーション(Combination)注文(Order)」の頭文字から、「SCO(エス・シー・オー)」と表記します。
この注文形態は独自のスプレッドシリーズ(鞘価格の板)、たとえば金8 月限/10月限といった組合せの板を、金8 月限などの限月と同様、システムで保有しています。鞘価格は組合せた限月の期近側の価格から、期先側の限月の価格を差し引いた価格で表示されます。順鞘はマイナス値、逆鞘はプラス値、同値はゼロとなります。
SCO で発注した注文の残枚数は、スプレッドシリーズの気配値段として配信されます。約定はスプレッドシリーズ内での約定も可能ですが、各限月、例えば金8月限と金10 月限にそれぞれある注文気配が、鞘価格を満たせる場合には、各限月の注文と約定します。スプレッドシリーズ内で約定した際は、当該鞘価格を満たすよう各限月における振替値段をシステムが自動的に算出します。
この鞘価格に対して注文の種類の1から5、7の全ての注文の種類を選択し発注することが可能です。約定条件は、選択した注文の種類に準じます。
--------------------

 つまり、スタンダードコンビネーション注文(SCO)をリミット注文として発注すれば、指定サヤ幅よりも有利なサヤ幅での約定が保証されることになります。

 上記の概要をきちんと読む前に、東京工業品取引所に直接問い合わせを行い、メールで回答をいただきました。
--------------------
むーみん様

お問い合わせの回答につきましては、次期システムを担当する部署より回答を得られましたので遅ればせながらお送りさせて頂きます。

【回答】
 ご理解のとおり、SCO注文は指定鞘価格が保障された注文です。
--------------------

 同銘柄でのスプレッド取引を中心として取引をしている方にとっては、SCOは、スリッページが発生しないという意味で、便利な注文方法だと思われます。
 しかし、残念ながら、現在、オンライントレード会社の中で、このSCOに対応しているのは、カネツ商事のみとなっています。
 カネツ商事、新システムと同時にSCO導入予定でしたが、開発の都合で、導入が延期されているようです。
 その他のオンライントレード会社では、今までのように、サヤ幅を自分で監視して、自分の判断したタイミングで、売りと買いのMOを同時に発注することになると思われます。
 当然、スリッページのリスクを抱えての取引になります。

 私は、現在、サヤ取り発注時のスリッページのリスクを軽減するために、 気配値によるリアルタイムサヤ相場表を作成して、使っていますが、他のオンライン取引会社がSCOに対応したり、異銘柄でのサヤ取りについてSCOのような指定サヤ幅が保証されるようなシステムが出来なければ、まだまだ利用価値は有りそうです。
 新システムでは、今まで以上に、気配値でのサヤ幅監視が重要になってくるようにも思います。

 私の気配値によるリアルタイムサヤ相場表では、今まで、同一銘柄でのサヤ幅の計算を、期先価格から期近価格を引くことで求めていたため、順ザヤがプラス、逆ザヤがマイナスの表示になっています。
 計算方法をSCOに合わすかどうか、しばらく様子を見て判断したいと思います。
粗糖が板寄せ取引に変更に・・
 2008年1月から、アラビカコーヒー、ロブスタコーヒーとともに、板寄せ取引からザラバ取引に変更されていた粗糖が、2009月3月2日から、再び板寄せ取引に変更になるようです。

 このブログではサヤ取りをメインとして取り扱っていたため、粗糖に関しては、まったく意識していませんでした。
 
 しかしながら、商品先物取引では、全体として出来高が減ってきているので、それぞれの銘柄の出来高の減少も仕方ないところですが、東京穀物取引所でのザラバ化の動きについては、更なる出来高減少への懸念を感じていました。

   ザラバと板寄せ  06/07/28
 こちらの記事では、出来高の少ない銘柄では、板寄せ取引の方が取引が成立しやすいということを書いたり、
 マネポケの質問掲示板での東京アラビカコーヒーの出来高についての質問という質問に対して、アラビカコーヒーの出来高減少は、ザラバ化が大きく影響しているのでは・・、というコメントを書いたりしてきました。

 今年最初の投資日記でもでも、N-G大豆のザラバ化について、アラビカコーヒーの二の舞を危惧する内容を書いています。

 現在、アラビカコーヒー、ロブスタコーヒー、N-G大豆、粗糖の出来高がどのようななっているか見てみると・・。

 アラビカコーヒー
 ara090223cw.png アラビカコーヒー相場表

 ロブスタコーヒー
 rob090223cw.png ロブスタコーヒー相場表

 N-G大豆
 ngdaizu090223c.png N-G大豆相場表

 粗糖
 sotou090223c.png 粗糖相場表

 ロブスタコーヒーでは、合計出来高がわずかに2枚ですから、もう死んでいるという感じですね。
 アラビカコーヒーも、期近限月の出来高が10枚を下回っていますので、瀕死の重傷という感じがします。
 粗糖はアラビカコーヒーよりも、若干マシかな?という感じですが大差ない感じですね。
 N-G大豆は、ザラバ化されたばかりでまだなんとか・・、という所です。
 サヤ取りの対象銘柄として考えている私にとっては、N-G大豆が一般大豆とは異なる取引になってしまったというのが残念なところです。

 どんな取引をしているにしても、ザラバ取引で出来高が少なくなってくると、取引が難しくなってきます。
先ず、サヤ取りでは、2つの銘柄に成り行き注文を発注するのが普通ですので、出来高が少なくなればスリッページが発生しやすくなります。
 片張り取引であっても、逆指値注文などを設定していた場合、現在値が逆指値に達した際に、注文が失効されるわけですが、その際の気配値が、現在値からかけ離れていて、非常に不利な価格で成立してしまう可能性が出てきてしまいます。

 板寄せ取引では、短い時間に注文が集中するわけですから、そのようなリスクは比較的少なくなってくると考えられます。
 ただ、板寄せ取引でもあまりに出来高が少なくなってしまうと、ザラバ取引とほとんど変わらないことが起きてしまいます。
 ロブスタコーヒーのような状況では、ザラバ取引でも板寄せ取引でも、もう回復できないのでは?と感じてしまいます。
 
 今回、粗糖が板寄せ取引に変更になりますが、これも、ギリギリの所での判断のように思います。

 現物を扱っていない、我々のような個人投資家にとっては、自分の投資環境の中で、如何に投資しやすい銘柄なのか・・、ということが投資銘柄選びの焦点になると思います。
 今まで板寄せ取引だった銘柄が、ザラバ取引に変更になると、オイル関連や貴金属などの銘柄と、取引のしやすさを比較されて、オイル関連や貴金属の方が出来高が多くて取引しやすいと考えれば、投資家はそれらに移って行ってしまうのではないでしょうか。

 東京穀物商品取引所では、板寄せ取引の魅力をアピールしていった方が、出来高減少に歯止めをかけることが出来るのかも・・、と思いますがどうでしょうか?
 今回、粗糖を板寄せ取引に変更したのも、ザラバ化が進められてきた中で、今後もその姿勢で行くのかどうか決めるための実験的な思惑があるのかもしれませんね。
2008年を振り返って
 「100年に一度」という言葉で表現されるように、今年、2008年は、本当に変化の大きな年でした。
 
 私自身の取引に関してみると、
   気分を新たに・・  08/04/10
   NYガソリンとNY灯油のサヤ  08/04/10
 このように、ガソリンと灯油のサヤ取りで損失を出した後は、ずっと様子見状態で年末を迎えています。
 価格変化という意味でも、変化が大きかったわけですが、サヤ取りを中心に考えている私にとっては、出来高減少による相場環境の悪化も、取引をやらなかった大きな要因だったように思います。

 昨年に引き続き、むーみんパパの取引にもハラハラさせられました。
   案の定・・・  2008/06/16
 むーみんパパは、北辰物産に口座は残していますが、もう取引はやらないみたいです。
 
 私はサヤ取りでしたが、私もむーみんパパも、今年前半の急騰相場の中で、相場の波に飲み込まれた感じですね。

 取引以外のことで言えば・・

 2008年序盤は、2007年の末にあさひアセットマネージメント株式会社から「金のスポット取引」についての勧誘電話があったことをきっかけに、「ロコ・ロンドン取引」についての記事で盛り上がりました。
   「金のスポット取引」って・・  07/12/17 12/29更新
   「ロコ・ロンドン取引」と称する取引のクーリング・オフについて  07/12/22
   クーリング・オフの期間が経過した後でも  08/01/10 
 経済産業省の消費者相談室に直接電話をかけ、「特定商取引に関する法律」や「消費者契約法」について、いろいろとお話を聞けたことは、大変勉強になりました。
 私からの様々な質問に対して丁寧に答えて頂いた、相談室の担当者の方には、本当に感謝しております。

 その後、あさひアセットマネージメント株式会社は、
   ついに家宅捜索  08/05/30
   詐欺容疑で逮捕  08/09/25
 このような形になったわけですが、「金のスポット取引」について、推奨するような記事を書かなくて本当に良かったと思っております。

 その他、今年は、安部芳裕さんのサイトを知ったことで、お金のしくみについての理解が深まり、今年後半に起きている経済の動きについても、今までとは違った角度から考えることが出来ました。
   政策金利引き下げの効果は?  08/10/30
   最近の商品先物取引業界と現在の経済状況  08/12/03 
 
 このブログを書き始めた頃は、私自身の取引成績も良く、四六時中、商品先物取引について考えているような状態でした。
 2008年は、上記のように、取引以外にもいろいろ考えさせられる年になりました。
 また、本業の方も、比較的充実した1年になっています。

 2009年、私は厄年を迎えます。
 避厄、そして飛躍の年になるよう、精進したいと考えています。
 
 商品先物取引業界は、24時間取引に向けて、取引時間が延長されるなど変化の多い年になりそうです。
 世界経済も、しばらくは低迷が続くのかもしれません。

 こんな時だから、より本業に力を入れ、商品先物取引は「趣味として」無理せずに取り組みたいと考えています。
投資家の自由意志で出来高が増えるのか・・
 商品先物取引に関する情報サイトFactual Futuresを見ていて、商品先物業界ニュースの項目で習熟期間の資産管理 顧客の意思が反映されないから、顧客が育たないという記事に目がとまったので見てみました。
 jaunal081113.png
  建玉規制を例にして、規制によって顧客の自由度が奪われ、顧客の成長が阻害されていることが、出来高減少の最大の原因ではないか?とまとめられています。

 皆さんはどう思いますか?

 この記事の中には、投資戦略として、「利乗せ、難平、両建、相場戦法はいろいろある」と書かれていて、建玉の制限があるために、投資戦略が制限されてしまう・・というような内容も書かれています。
 また、3分の2の資金を遊ばせておくことに関して、もったいないという主張をしています。

 オンライントレードでずっとやってきた私は、この「建玉に対する規制」については、よく知りませんでした。
 私が口座を開設している、オンライントレード会社の1つ、オムニコ
では、入金額の半分までしか建玉出来ないという制限がありますが、その他に関しては、まったく自由のような気がしていました。

 「委託者保護の規制強化で、初回入金の3分の1の建玉しか認められないからだ。」
 と書かれていますので、現在、新規で始める方には、このような規制があるのかもしれません。

 最近の出来高減少によって、サヤ取りの建玉も仕掛けにくくなってきたことも有り、私も出来高の上昇を切望する一人ではありますが、個人投資家がこのような規制がなく、自由に建玉出来れば、出来高は上がるのでしょうか?

 今までは、比較的自由に建玉出来ていたわけですが、その結果、どうだったのでしょうか?
 
   個人投資家の成績  08/08/05
 この記事を見れば分かる通り、放っておけば、個人投資家は大きな損失を出して、どんどん退場していくことが分かります。
 
 その原因として・・
   個人投資家が商品先物取引に求めるもの  06/03/21
 で書いたように、商品先物取引を始めるような人は、そもそもハイリスク・ハイリターンを求めている部分があるため、リスクマネージメントが出来ていないと言うことがあるかもしれません。
 また、むーみんパパがそうだったように、最初は、商品先物取引に対する恐怖感から少ない建玉で運用していても、利益が出たことによって、大きなリスクを取ることに関して抵抗感がなくなって、最終的に大きな損失を出してしまうこともあるでしょう。
   むーみんパパはこうして・・  07/08/16 08/03/04更新
   案の定・・・  2008/06/16

   予想以上にマイナスサムゲームかも  08/10/29
 この記事で書いたように、商品先物取引の世界はマイナスサムゲームです。
 同じメンバーでゲームを続ければ、自ずと資金は減ってしまって、出来高も減っていくわけです。
 出来高を維持していくためには、常に新しい参加者を募らなければなりません。
 出来高減少に関しては、根本的にそのようなシステムであることを理解した上で話をしないといけないのではないでしょうか?

 現在、商品先物取引に参加している個人投資家には、出来るだけ、長期にわたり商品先物取引というマネーゲームを楽しんでもらう(退場しないで取引を継続してもらう)。
 また、新規の投資家には、商品先物取引のリスクをきちんと説明して、リスクマネージメントの仕方について学んでもらう必要があることは確かだと思います。

 私自身は、デイトレードその他、様々な投資手法がある中で、一律に3分の1という制限については、どうかな?とも思いますが、オーバーナイトで取引する場合、「利乗せ、難平、両建、相場戦法はいろいろある」戦術を取り入れても、資金の3分の1で収まるくらいな建玉の仕方でないと、今の相場状況では、すぐに行き詰まってしまうのではないかと考えています。
 相場の危険性を理解していない初心者の段階で、建玉制限をせずにいるということは、大きな損失に繋がり、結局、育つ前に退場という状況を増やすことに繋がると考えます。

 記事の中では、3000万円中、1000万円の建玉というような内容もありますが、レバレッジを効かせた状態で、そのような建玉というのは、例えデイトレードでも、かなりスリリングな世界だと思います。
 
 現在の不安定な相場状況や、取引証拠金の上昇など、出来高が増えない理由はいろいろあると思いますが、退場者に相当する、新規参加者が増えてこない、最も大きな理由は、今まで、業者の人達が、当たり前のように満玉をさせ、もしくは、逆行したら両建てさせるなど、建玉を増やさせることによって、投資家に大きな損失を被らせてきたことにで「商品先物取引は危ない」というイメージが一般化しているからではないでしょうか・・。

 それはともかく、投資家の自由意志に任せるという考えからいけば、現在の出来高減少についても、投資家が、現在の相場状況の中で「建玉を増やさない」「取引しない」というのも自由意志も尊重されるべきだと思われます。

   対面取引とオンライン取引  07/12/08 12/9更新
 この記事では、商品先物取引会社の口座数の変化から生存率を比較してみましたが、オンライントレード専業の会社では、生存率が高い傾向がありました。
 オンライントレードで取引しているような人は、実は、リスクマネージメントがある程度出来ていて、むーみんパパのような状態になってしまう人は逆に少ないのかもしれません。
 この記事のように、対面取引での生存率が意外と少ないと考えると、顧客保護のための建玉の規制というのは、商品先物取引の業者が初心者の投資家に無理な建玉をさせないための規制と考えることが出来るかもしれませんね・・。

 習熟期間の資産管理 顧客の意思が反映されないから、顧客が育たないの記事の中では、両建てに対して「最も安直な方法」としながらも、肯定的に書かれているところも、気になったところです。

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