趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
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金と白金のサヤ取りについて 2009
 このブログでは、投資日記などの中で、金と白金のサヤ取りについて、「金と白金×0.5のサヤは・・」などという書き方をしています。
 標準取引での金の倍率が100倍なのに対して、白金の倍率が50倍であるため、金と白金のサヤ取りで、「金買い1枚、白金売り1枚」というように1枚ずつで取引を行った場合、そのサヤの変動をグラフに表すために、「サヤ幅=金の価格-白金の価格×0.5」という計算式にしていることから、このような書き方をしています。
 要するに「標準取引で、金と白金を1対1で取引した場合のサヤ」ということですが、個人的に「金と白金×0.5のサヤ」とした方がわかりやすいので、このように記載しています。
 
 このようなサヤ取りを考えるに至った詳しい経緯は、
   白金と金のサヤ取りの可能性  06/06/28
 こちらの記事をご覧下さい。

 ところで、以前と比べ、白金の価格が金の価格に近づいていますが、それでも尚かつ「サヤ幅=金の価格-白金の価格×0.5」という計算をする必要があるのかどうかについて、
 08/10/23の投資日記に、サルさんから金と白金についてのコメントをいただき、それに答える形で、コメントととして私の考えを記載しています。

 その当時は、大きく上げていた金と白金の価格が、景気の後退とともに大きく下げた時期でした。
 自動車の需要減少などもあり、白金価格が大きく下げ、金の価格に近づいたわけです。

 それから半年近く経ちますが、金も白金も、少し価格を上げてきました。
 今日(09/03/27)は、金曜日で30分足の様子見画面を表示しましたが、金と白金×0.5のサヤは大きく下げている感が有ります。
 futuresanalyst-yousumi090327b.png
 このようなチャートを見ると、現状では、金1枚と白金1枚(金と白金×0.5)によるサヤ取りと、金1枚と白金2枚によるサヤ取りとどちらが有効なのかな?ということを感じます。

 金と白金×0.5の30分足を表示してみると・・
 gold-pla090327d.png
 19日のポイントから、27日のポイントまで、約130ポイント下げています。
 これは、金1枚、白金1枚のサヤ取りを1組建玉すると、13万円分の値動きに相当します。

 金と白金の30分足を表示してみると・・
 gold-pla090327c.png
 9日のポイントから、27日のポイントまで、約340ポイント下げています。
 これは、金1枚、白金2枚のサヤ取りを1組建玉すると、34万円分の値動きになると言うことを意味します。

 もう少し時間軸を長めにとって、日足で見てみましょう。
 金と白金×0.5の日足チャートは・・
 gold-pla090327b.png
 10月以降、チャートの振幅幅は350ポイントくらいです。
 金と白金の日足チャートは・・
 gold-pla090327.png
 10月以降、チャートの振幅幅は約600ポイントとなっています。

 金と白金の倍率を合わせて、金1枚、白金2枚で取引した方が、振幅幅が大きくなりますので、そちらの方が、予想が当たった時の利益が大きくなるわけですが・・。
 そもそも、サヤ取りを行う理由の1つとして、相場の大きな動きがあっても、相関関係の高い2つの銘柄で、売りと買いを建玉することによって、想定外の価格変動を回避するということがあります。
 相関関係が高く、サヤチャートの振幅幅が小さいのは、金1枚、白金1枚(ミニなら、金ミニ2枚、白金ミニ1枚)での建玉と言うことになます。
 
 先物取引は未来の価格変動について取引するわけで、今後もこのような傾向が有るかどうかは分かりませんが、とりあえず、これまでのデータでは、このような結果になっています。
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Non-GMO大豆と一般大豆のサヤ取りについて2
 一般大豆の取引単位が10月16日発会の限月09/10より、現行の50,000Kg(50倍)から10,000Kg(10倍)に変更されます。
 この変更で先ず考えたことは、取引単位が、Non-GMO大豆と同じになるため、サヤ取りの際に、Non-GMO大豆1枚、一般大豆1枚という組合せでの建玉が出来るようになるということです。

 Non-GMO大豆と一般大豆でのサヤ取りについては、以前、
   Non-GMO大豆と一般大豆のサヤ取りについて  06/07/22
 この記事での検証を元に、建玉したこともありましたが、

   サヤ取りでも大きなリスクが・・  07/12/29
   幸運が重なって・・  08/01/26
 これらの記事で書いたように、昨年末から今年にかけて大きな変動が有り、サヤ取りの対象として疑問を感じるところでもあります。

 今回、一般大豆の取引単位が変更になることを期に、もう一度、この組合せでのサヤの推移について見てみたいと思います。

 先限つなぎ足チャート
 sayashuashi-sengen-ngdaizu-daizu081014.png

 当限つなぎ足チャート
 sayashuashi-togen-ngdaizu-daizu081014.png

 以前は、当限つなぎ足チャートでの変動幅が大きいのに対して、昨年からは、先限つなぎ足の方が大きく変動しています。
 以前は、実際の需給の関係で当限に大きな動きがあって、昨年からは、投機マネーによって、期先での相場が大きく変動させられていたのでは?と考えられます。

 先限でのサヤチャートと、それぞれの銘柄のチャートを見てます。
 sayahiashi-non-ippandaizu081014.png
 概ね、Non-GMO大豆の上げ下げと連動するように、サヤの拡大、縮小が行われています。
 大豆相場が上げるときは、Non-GMO大豆がより大きく上げているという感じです。

 それぞれの限月ごと、サヤ比較チャートを見ていきます。
 2月限
 non-ippandaizu02a.png non-ippandaizu02b.png


 4月限
 non-ippandaizu04a.png non-ippandaizu04b.png


 6月限
 non-ippandaizu06a.png non-ippandaizu06b.png


 8月限
 non-ippandaizu08a.png non-ippandaizu08b.png


 10月限
 non-ippandaizu10a.png non-ippandaizu10b.png


 12月限
 non-ippandaizu12a.png non-ippandaizu12b.png


 昨年のサヤの変動があったことで、サヤ取りの仕掛けについて、過去のデータを元に天井や底を想定して、逆張りで仕掛けるという方法論については、疑問視されるところですが、期先限月で、サヤが大きく下げるような状況になったときは、Non-GMO大豆買い、一般大豆売りの仕掛けが面白いのかもしれません。
 
 せっかく、一般大豆1枚、Non-GMO大豆1枚という建玉が出来るようになるわけですから、もし建玉する場合には、1組から、小さくやっていくことをオススメします。
 また、再び、過去のデータからは想像の出来ない大きな変動があるかもしれませんので、どこまで逆行されたら損切りするのか、きちんと設定した上で取引をするようにしましょうね。
アラビカコーヒーのスプレッドについて
 ドットコモディティ主催のセミナーでは、竹本淳一さんがサヤ取りについてのセミナーを行うことが多いみたいです。
 竹本さんのセミナー、私はまだ受講したことはありませんが、ブログ商品先物相場こそ我が人生!竹本淳一のトレード!の方は、お気に入りサイトとしてリンクさせていただき、時々拝見しています。

 さて、セミナー案内の、竹本さんの紹介部分を読むと、「得意銘柄は、一般大豆・NG大豆・アラビカコーヒー」と書かれています。 
 このブログでは今まで、N-G大豆と一般大豆のストラドル、アラビカコーヒーとロブスタコーヒーのストラドル、N-G大豆のスプレッドについては検証して来ましたので、今回は、アラビカコーヒーのスプレッドについて調べてみます。

 先ず、いつものようにサヤ比較チャートを見てみましょう。

 1月限と3月限
 ara03-01b.png ara03-01a.png

 3月限と5月限
 ara05-03b.png ara05-03a.png

 5月限と7月限
 ara07-05b.png ara07-05a.png

 7月限と9月限
 ara09-07b.png ara09-07a.png

 9月限と11月限
 ara11-09b.png ara11-09a.png

 11月限と1月限
 ara01-11b.png ara01-11a.png


 サヤ比較チャートを見る限り、組合せによって、際だった特徴は無い感じです。
 
 当先でのサヤチャートです。
 ara-tousaki-week071027.png
 全体に順ザヤで推移しやすいようですが、時々、順ザヤが縮小することが有るようです。
 
 「期先の時点で、順ザヤがかなり縮小している場合は、順ザヤ拡大ねらい。順ザヤが1000円幅に近くなっていたら順ザヤ縮小ねらい。」
 と言うことで良いのではと思います。
 1つくらい限月をまたいだ方が利益が取りやすいかもしれませんね。

 さて、今日(2007/11/02)のサヤですが、
 realtimesayasoubahyou071102.png
 このようになっています。
 3月限と5月限でのサヤが1000円幅になっています。
 ただ、3番限、4番限での組合せになっていますので、出来れば、もう少し期先の組合せがサヤ拡大したときに仕掛けたいところです。
灯油のスプレッド取引について
   原油のスプレッド取引について  2007/10/06
 に続いて、灯油のスプレッド(限月間のサヤ)についても調べてみたいと思います。

 先ず、当先でのサヤチャートを見てみます。
 サヤ幅 = 期先 - 当限 で計算していますので、チャートがプラスなら順ザヤ、マイナスなら逆ザヤという表示になります。
 灯油、当先チャート(期先-当限)
 比較的、きれいな波を描いています。
 このチャートからは、価格の高い冬の限月が当限になれば逆ザヤになり、価格の低くい夏の限月が当限になれば順ザヤになれば順ザヤになることが分かります。
 「夏場に逆ザヤねらいで仕掛けると、冬場に逆ザヤが拡大しやすい」という考え方は間違っていますので気をつけましょう。 
 このチャートがきれいな波を描いていると言うことは、「限月間の組み合わせによって、順ザヤで推移しやすい組み合わせと、逆ザヤで推移しやすい組み合わせがありそうだ」と想像することが出来ます。
 
 個々の限月間の推移がどうなっているのか、隣り合った限月の組み合わせでサヤ比較チャートを見てみます。
 1月限と2月限
 1月限と2月限、サヤ比較チャート 1月限と2月限、サヤ比較チャート、2004まで

 2月限と3月限
 2月限と3月限、サヤ比較チャート 2月限と3月限、サヤ比較チャート、2004まで

 3月限と4月限
 3月限と4月限、サヤ比較チャート 3月限と4月限、サヤ比較チャート、2004まで

 4月限と5月限
 4月限と5月限、サヤ比較チャート 4月限と5月限、サヤ比較チャート、2003まで

 5月限と6月限
 5月限と6月限、サヤ比較チャート 5月限と6月限、サヤ比較チャート、2003まで

 6月限と7月限
 6月限と7月限、サヤ比較チャート 6月限と7月限、サヤ比較チャート、2003まで

 7月限と8月限
 7月限と8月限、サヤ比較チャート 7月限と8月限、サヤ比較チャート、2003まで

 8月限と9月限
 8月限と9月限、サヤ比較チャート 8月限と9月限、サヤ比較チャート、2003まで

 9月限と10月限
 9月限と10月限、サヤ比較チャート 9月限と10月限、サヤ比較チャート、 2003まで

 10月限と11月限
 10月限と11月限、サヤ比較チャート 10月限と11月限、サヤ比較チャート、2003まで

 11月限と12月限
 11月限と12月限、サヤ比較チャート 11月限と12月限、サヤ比較チャート、2003まで

 12月限と1月限
 12月限と1月限、サヤ比較チャート 12月限と1月限、サヤ比較チャート、2003まで


 ガソリンのスプレッドでは、
   ガソリンスプレッド、順ザヤシーズンと逆ザヤシーズン  2006/12/02
 で書いたように、「順ザヤになりやすい限月の組み合わせでは、順ザヤが縮小したときに順ザヤ拡大ねらい、逆ザヤになりやすい限月の組み合わせでは、逆ザヤが縮小したときに逆ザヤ拡大ねらい」という攻略法でした。
 ところが、灯油でのサヤチャートを見ると、単純にこの攻略法では上手くいかないのでは・・という印象です。
 確かに、組み合わせによって、順ザヤで推移しやすい組み合わせ、逆ザヤで推移しやすい組み合わせがありますが、順ザヤで推移しやすいからと言って、順ザヤねらいで・・とは行かない感じです。

 スペシャルな攻略法はなかなか有りませんが・・・、
 例えば、3月限と4月限のサヤ比較チャートを見ると、過去のチャートのラインがすべて-2000ポイント(逆ザヤ2000円幅)のラインを通っています。
 この組み合わせでは、逆ザヤ2000円幅を中心に推移しやすいと考えることが出来るかもしれません。
 そうであれば、逆ザヤ2000円幅から離れたサヤ幅になったときに逆ザヤ2000円幅に近づけば利益が得られるように仕掛けるのも1つの方法かもしれません。

 このように、過去のチャート多くが同じサヤ幅を通過している限月を見てみると、
 2月限と3月限 -2000
 3月限と4月限 -2000
 5月限と6月限  -200
 7月限と8月限  (500)
 8月限と9月限  (1000)
 9月限と10月限 (1200)
 これらの組み合わせが、候補として上げられます。
 時々サヤ幅を監視しながら、期先の時点で、これらのサヤ幅から大幅に離れた状態を確認したら、仕掛けてみるのも良いかもしれません。
原油のスプレッド取引について
 今朝、いつものようにフジフューチャーズマーケット総合情報で外電をチェックしていて、NY原油の相場表を見て、ふと思いました。

 NY原油は逆ザヤなんだ・・

 フジフューチャーズ・マーケット総合情報、NY原油の相場表です。
 NY原油相場表 2007/10/05

 では、東京原油はどうでしょうか?
 東京原油相場表 2007/10/05
 前日の終値では東京も逆ザヤになっています。
 
 白金と同じく逆ザヤと言うことは、資金の余裕があれば期先で買いを建てていく手法もありかな?

 この逆ザヤが一時的なものなのか、長期的な傾向なのかを確認するために、東京原油の当先のサヤを見てみましょう。
 サヤ幅 = 先限 - 当限 で計算していますのでチャートがプラスの場合は順ザヤ、マイナスの場合は逆ザヤになります。
 東京原油、当先チャート 週足
 これを見ると、逆ザヤが普通の状態とは言い切れないことが分かります。

 順ザヤになったり逆ザヤになったりしているわけですから、限月間のサヤに変化が起きていると言うことでもあります。
 と言うことで、限月間のサヤ比較チャートを見てみます。
 こちらも サヤ幅 = 先限 - 当限 で計算しています。
 1月限と2月限
 1月現と2月限、サヤ比較チャート

 2月限と3月限
 2月限と3月限、サヤ比較チャート

 3月限と4月限
 3月限と4月限、サヤ比較チャート

 4月限と5月限
 4月限と5月限、サヤ比較チャート

 5月限と6月限
 5月限と6月限、サヤ比較チャート

 6月限と7月限
 6月限と7月限、サヤ比較チャート

 7月限と8月限
 7月限と8月限、サヤ比較チャート

 8月限と9月限
 8月限と9月限、サヤ比較チャート

 9月限と10月限
 9月限と10月限、サヤ比較チャート

 10月限と11月限
 10月限と11月限、サヤ比較チャート

 11月限と12月限
 11月限と12月限、サヤ比較チャート

 12月限と1月限
 12月限と1月限、サヤ比較チャート

 どのチャートでも期近限月が当限になる頃から、サヤの変化が大きくなっています。
   ガソリンと灯油のストラドルについて  2006/07/07
 でもそうでしたが、基本的に私のスタンスは、サヤの変化の大きい期近ではなく、サヤの変化が少ない期先の間に逆張りナンピン手法で勝負する、という考えなのですが・・・。
 隣り合った限月どうしのサヤでは、変化が少なすぎて利益にならないように見えます。
 このチャートは終値を元にしていますので、終値での若干の価格の変化がサヤの推移として現れているだけかもしれません。
 また、金と金ミニでのサヤのように、約定値でのサヤチャートでは、一見サヤ取りが成立しそうですが、気配値によるサヤの動きをみるとほとんど無理と言うことも考えられます。

 サヤの動きが大きくなるように、1つ飛ばした限月での組み合わせで見てみます。
 とりあえず、現在取引中の限月の中で・・
 10月限と12月限
 10月限と12月限、サヤ比較チャート

 11月限と1月限
 11月限と1月限、サヤ比較チャート

 12月限と2月限
 12月限と2月限、サヤ比較チャート

 1月限と3月限
 1月限と3月限、サヤ比較チャート

 これらの組み合わせでは、サヤ幅の変化も大きくなり、タイミング良く仕掛ければ、利益が出せるかも?と言う感じです。
 さて、現在期先の1月限と3月限でのサヤは、逆ザヤ700円幅となっています。
 先程の東京原油、当先チャートでは、当先でのサヤで逆ザヤ2500円幅くらいが最高になっています。
 もしかしたら、1月限売り、3月限買いが仕掛け時なのかも・・・。
 実際の仕掛けは、気配値によるサヤの状態などをチェックした上で考えたいと思います。
コーヒーのストラドルについて
 東京穀物商品取引所では、10月1日よりコーヒーと粗糖の取引が、今までの板寄せ取引からザラバ取引に変更されます。

 このニュースを聞いて、サヤ取りを中心に取引している私としては、アラビカコーヒーとロブスタコーヒーのサヤ取りはどうなのかな?
 と、考えたわけですが・・。
 今まで調べていませんでした。

 いつものようにサヤ比較チャートを作成してみました。
 アラビカ-ロブスタでサヤ比較チャートを作成
 ここに表示されている9月限のサヤ比較チャートを見ると、ここ数年では、3月から8月頃まで下げる傾向にあるのかな?という感じがします。
 そこで、それ以前の9月限サヤ比較チャートを確認すると、
 9月限、過去のサヤ比較チャート
 必ずしもそのような傾向はなさそうです。

 先限のつなぎ足チャートを見てみると、
 アラビカ-ロブスタ、週足、先限つなぎ足
 2005年の前半で1200円幅前後までサヤが拡大しています。
 このサヤの拡大を起こした、2006年の1月限、もしくは2006年の3月限のサヤは、その後大きく縮小しています。 
 1月限、サヤ比較チャート

 3月限、サヤ比較チャート

 期先の時点で、10000円以上のサヤ幅であれば、アラビカ売りロブスタ買いで仕掛けても良いのかな?と言う印象です。
 当限のつなぎ足を見てみると、
 アラビカ-ロブスタ、週足、当限つなぎ足
 最近ではかなり縮小(チャートが下げて)いますので、先限の時点で縮小しているからと言って、アラビカ買いロブスタ売りでは仕掛けにくい印象です。
 と言うことで、私がアラビカコーヒーとロブスタコーヒーのサヤ取りを仕掛けるとしたら、サヤ拡大時の縮小ねらいと言うことになります。
 当分仕掛けるチャンスはなさそうですね。
 先限でサヤ幅が-5000円とかなったら、アラビカ買いロブスタ売りも考えるかもしれませんが・・。

 あと、アラビカコーヒーとロブスタコーヒーでサヤ取りをする際問題として感じるのは、ロブスタコーヒーの出来高の少なさです。
 9月19日のサヤ相場表ですが、
 アラビカ-ロブスタ、9月19日サヤ相場表
 ロブスタコーヒーの先限の出来高はアラビカコーヒーの当限レベルです。
 これがザラバ取引になったら、いったいどんな気配値状態になるのか・・。
 
 この板寄せ用のサヤ相場表を、ザラバ用の気配値によるリアルタイムサヤ相場表に切り替えれば、ある程度はスリッページなど防ぐことが出来るとは思いますが、気配値がほとんど出ていない状況になってしまったら、それだけで取引を敬遠したくなってしまいますね。
 ザラバ銘柄に変更になったことがきっかけで、ロブスタコーヒーの取引が活発化することを期待しています。
金とのストラドル、金ミニを使って・・
 このブログの左カラム、お気に入りサイトコーナーでリンクさせていただいている、ブログ鞘取り・紫陽花日記は、鴨のよなさんによる、標準偏差を使ったサヤ取りのやり方を紹介されていて、サヤ取りに関するブログの中では、大変参考になるブログの1つだと思います。
 私も、時々訪問させていただいていますが、先日、金と銀のサヤ取りで、金ミニ3枚、銀1枚という仕掛け方をしていることを知りました。
 http://geocities.yahoo.co.jp/gl/love123kenkou/view/20070816
 私も、金と銀のサヤ取りをしていますが、私の場合は金1枚、銀1枚という仕掛け方です。
 鴨のよなさんのやっている金ミニ3枚、銀1枚について、少し考えてみたいと思います。

 金ミニの倍率は100倍、銀の倍率は3000倍です。
 金ミニの呼値が1円刻み、銀の呼値が10銭刻みのため、金ミニ3枚、銀1枚で仕掛けると、丸代金ではどちらも1ティックで300円の値動きということになります。

 金ミニ3枚と銀1枚でのチャートはどうなるでしょうか?
 サヤ幅 = 金×0.3 - 銀×3 で計算しています。
 サヤ幅 = 金×0.3 - 銀×3

 ちなみに私がやっている金1枚、銀1枚でのチャートは、
 サヤ幅 = 金 - 銀×3 で計算して、
 サヤ幅 = 金 - 銀×3
 このようになっています。

 ストラドルでのサヤの分析をする際、A - B という価格差による計算の他に、A ÷ B という割合を重視した見方もあります。
 サヤ幅 = 金 ÷ 銀 でのチャートを見てみると、
 サヤ幅 = 金 ÷ 銀
 このようなチャートになります。
 金ミニ3枚、銀1枚でのチャートは、割合を表したチャートにかなり近いものになっていることが分かります。

 他の組み合わせではどうでしょう・・。
 例えば金とゴム、
 1ティックで500円となるように、金ミニ5枚、ゴム1枚で建玉したとして、
 サヤ幅 = 金×0.5 - ゴム×5 では、
 サヤ幅 = 金×0.5 - ゴム×5
 サヤ幅 = 金 ÷ ゴムでは、
 サヤ幅 = 金 ÷ ゴム
 このようになります。

 金ミニを使って、割合によるチャートと近い形で、仕掛けることが出来るというのは、私にとって新しい発見でした。

 ここでは、1テックによる値動きが同じになるように計算しているわけですが、すべての組み合わせでこのような傾向があるわけでもなさそうです。
 金と白金では、1ティックによる動き500円に合わせて、ミニ金5枚、白金1枚(サヤ幅 = 金×0.5 - 白金)で仕掛ける場合よりも、私がやっているような金1枚、白金1枚(サヤ幅 = 金 - 白金×0.5)の仕掛けの方が割合でのチャート(サヤ幅 = 金 ÷ 白金)に近い動きになります。

 金ミニを使うことによって、サヤ取りのバリエーションが広がることは確かですので、どのような仕掛けが良いのか、いろいろと検証してみたら面白そうですね。
金と金ミニ、3円幅以上で仕掛けられれば・・
 金と金ミニのサヤ取りについては、
   金と金ミニのサヤ取りについて  2007/07/18
 こちらの記事で書きましたが、金ミニの板が薄い現在の状況の中で、良い条件で仕掛けて、利益のでる形で利食いをするのはなかなか難しい状況です。
 今日などは、期先の出来高1361枚と、更に難しい状況です。
 まだ、金ミニを取り扱っていない取引会社も多かったりするため、今後に期待したいところではあります。

 このように難しい状況の中、たまたま良い条件で建玉出来ても、上手く利食いが出来る気がしないので、私も今だ仕掛けられないでいるのですが、金と金ミニのサヤ取りは、3円幅以上で仕掛けることさえ出来れば、とりあえず損はしないと言うことに気がつきました。

 金ミニの相場表を見ると、期先以外は、出来高が更に少なく、期先を逃したら利食いのチャンスが全くないように感じられます。

 利食いしないまま、納会まで行ったらどうなるか・・・

 納会日、金は成り行き発注され、寄り付きである価格で約定して、それが納会日の帳入れ値段となります。
 ミニ金は金の帳入れ値段で決済されるため、価格差0円で決済されることになります。

 つまり、納会日まで待てば、仕掛けた価格差分の利益が出ることになります。

 そうなると問題は手数料です。
 現在、各社がキャンペーンで金ミニの手数料が無料になったりしていますが、納会まで待ってしまうとキャンペーンは終わってしまいます。
 現時点で、キャンペーン後の手数料で抜け幅を考えると、2.5円幅くらいが最高です。
 キャンペーン後の手数料が安い取引会社を使って、3円幅で仕掛けることが出来て、納会まで数ヶ月待った末に数百円の利益、と言うことになります。
 
 利益が出るまでに数ヶ月の時間がかかる、また、利益はわずかに数百円、と言うことが難点ではありますが、仕掛けさえ出来れば、その利益は確定される仕掛けになります。
 商品先物取引自体はゼロサムゲームなのですから、その中で確実に利益が出る仕掛けと言うだけで、すごいことかもしれません。
 私にとって、金と金ミニのサヤ取りは、現在、行われている無料キャンペーン中だけのものと考えていましたが、キャンペーン後もチャンスがあれば、狙ってみたい仕掛けとなりました。

 現時点で、仕掛けるとすると、
 キャンペーン中、一番手数料が安いのはオムニコの【エクステンション】で、日計りでなければ、金とミニ金の手数料が無料になって、抜け幅0円です。
 キャンペーン期間中に仕掛けて利食いをすることを考えれば、手数料的にはここがベストと言うことになります。
 上記のように、納会まで待つ作戦をする場合は、キャンペーン後の手数料も考慮しなくてはなりません。
 三貴商事【INV@ST-CX】、金ミニ往復196円 金往復560
 東京コムウェルの【Trade Center Ultimate】、金ミニ往復198円 金往復840。
 オリエント貿易の【ホームトレード浪漫飛行】、金ミニ往復200円 金往復996円。
 豊商事の【フューチャーズダイレクト】、金ミニ往復168円 金往復840円。
 どこで仕掛けるか、迷うところです。
 キャンペーン後の手数料を発表していない、アストマックス・フューチャーズ【Formula】にも格安な手数料を期待しています。
金と金ミニのサヤ取りについて
 7月17日より金先物「ミニ取引」が始まり、オンライントレード会社各社も、ミニ取引に向けて様々な対応をしています。
   金先物「ミニ取引」に向けての対応は・・  2007/07/10
 中でも、東京コムウェルでは、金と金ミニでのサヤ取り専用のシステムが用意され、金1枚に対し金ミニ10枚が自動的に発注されるようになっています。

 そんなこともあり、私なりに金と金ミニでのサヤ取りについて、注目していました。
 まだ、開始後わずか2日ですが、現時点での私の考えを書きます。

 金と金ミニでの2分足チャートを見てみます。
 サヤ幅 = 金 - 金ミニ で計算しています。
 金3番限(07/12)と金ミニ3番限(07/12)
 金07/12と金ミニ07/12の2分足チャート
 現在のところ、金ミニの方が標準の金より高い価格で推移する傾向が有るようで、チャートとしては、ほぼマイナスで推移しいます。
 サヤの変動幅は7円幅です。
 現在、金ミニの取引に対して無料キャンペーンなどがあり、金ミニを10枚建玉しても無料のため、例えば東京コムウェルで仕掛けた場合、通常の金1枚分の手数料840円となり、抜け幅1円となります。
 キャンペーン終了後で考えた場合、東京コムウェルでは、金ミニ1枚198円となるため、10枚で1980円となり、抜け幅3円です。

 抜け幅3円で、サヤの変動が7円幅ですから、4円分の利益が狙えると考えたいのですが、そう、甘くは有りません。

 金と金ミニ用に作成中の気配値によるリアルタイムサヤ相場表です。
 (ガソリンと原油の相場表から作成しているので、本来「金」と入る場所に「ガソリン」と表示されていたりしますが、ご了承下さい。)
 金と金ミニ用、リアルタイムサヤ相場表

 ちょうどサヤが-5円になった場面ですが、金買いミニ金売りでの気配値によるサヤ幅では-2円になっています。
 つまり、サヤチャートを見ていて、-5円になったと思って成り行き注文をすると、-2円での約定になってしまうと言うことです。
 当然、サヤが上昇して、金売り金ミニ買いで発注した場合も同様のことが起こります。
 気配値によるスリッページ分を、仕掛けと仕切り合わせて最低でも4円分くらいは計算しておかなければなりません。

 そう考えると、この7円幅から利益を出すのは難しくなります。
 金ミニ無料キャンペーン中は何とかなるかもしれませんが・・。

 期先どうし(金08/06、金ミニ07/12)の組み合わせではどうでしょうか?
 金08/06と金ミニ07/12の2分足チャート
 やはり、サヤの変動は7円幅くらいですね。
 こちらの方が金の出来高が多い分、気配値によるスリッページは若干少なくなるかもしれません。

 金ミニ取引は、まだ始まって2日です。
 今の所、金の価格より高い価格で推移する傾向がありますが、相場の動きによって金の価格より低い価格で推移するような場面が有れば、上記のチャートではプラスサイドで推移するようになります。
 そうなれば、マイナスサイドで金買い金ミニ売りで仕掛けた建玉をそこで利食いすることが出来ます。
 金ミニが標準金より高く推移したり、低く推移したりが頻繁に入れ替わるようであれば、サヤ取りに理想の組み合わせとして充分利用できそうです。
 逆に、入れ替わりがほとんど無いようであれば、サヤ取りには向かないと言うことになります。
 今後、金ミニが金より低く推移する場面が出てくるのか、注目して見ていきたいと思います。
ゴムのスプレッドについて
 2007/03/13の投資日記ゴムのサヤ取りが面白いらしい・・では、daddythelimitupさんのブログ気分はきょうもLimitup!!を訪れたのをきっかけに、ゴムのスプレッドに注目していると言うことを書きました。

 このブログを見た直後、チェックしたのは、現在取引されている限月でのスプレッド、日足チャートでした。
 ゴム07/03と07/04日足チャート

 ゴム07/04と07/05日足チャート

 ゴム07/05と07/06日足チャート

 ゴム07/06と07/07日足チャート

 ゴム07/07と07/08日足チャート

 これを見て、単純に期先の組み合わせ(07/07と07/08)で、順ザヤ拡大ねらいが面白いのではないか・・、と考えたわけです。
 
 ゴムスプレッドについて、もう少し深く検証してみたいと思います。
 現在、取引されている限月での組み合わせでは、すべて順ザヤの推移となっていますが、ゴムはいつも順ザヤなの?という疑問が出てきます。
 当先でのサヤの推移を見てみましょう。
 2000年以降の当先の週足チャートです。
 当先サヤ、週足チャート
 いつも順ザヤというわけではないことがはっきり分かりますね。ここ数年は6月から8月にかけて期先が当限よりも低い逆ザヤ状態になっいます。
 天然ゴムの収穫に関連した季節的なものなのか、ガソリンなどのように需要の変化によるものなのかはっきりしたことは分かりませんが、かなり季節的な変動ががあることが分かります。
 このチャートを見ただけで、「単純に期先の組み合わせ(07/07と07/08)で、順ザヤ拡大ねらい」が揺らいできます。

 続いて、それぞれの限月の組み合わせでのサヤ比較チャートを見ていきます。
 1月限と2月限
 1月限と2月限、サヤ比較チャート

 2月限と3月限
 2月限と3月限、サヤ比較チャート

 3月限と4月限
 3月限と4月限、サヤ比較チャート

 4月限と5月限
 4月限と5月限、サヤ比較チャート

 5月限と6月限
 5月限と6月限、サヤ比較チャート

 6月限と7月限
 6月限と7月限、サヤ比較チャート

 7月限と8月限
 7月限と8月限、サヤ比較チャート

 8月限と9月限
 8月限と9月限、サヤ比較チャート

 9月限と10月限
 9月限と10月限、サヤ比較チャート

 10月限と11月限
 10月限と11月限、サヤ比較チャート

 11月限と12月限
 11月限と12月限、サヤ比較チャート

 12月限と1月限
 12月限と1月限、サヤ比較チャート

 7月限から12月限にかけての限月の組み合わせでは、逆ザヤ方向に動く傾向が感じられます。
 これらの限月について、上記のチャート以前の過去のデータも確認しておきましょう。
 7月限と8月限
 7月限と8月限、サヤ比較チャート、2003年以前

 8月限と9月限
 8月限と9月限、サヤ比較チャート、2002年以前

 9月限と10月限
 9月限と10月限、サヤ比較チャート、2002年以前

 10月限と11月限
 10月限と11月限、サヤ比較チャート、2002年以前

 11月限と12月限
 11月限と12月限、サヤ比較チャート、2002年以前

 これらのチャートを見ると2002年以前では、それほど逆ザヤ傾向は見られなかったようです。

 近年は、7月限から12月限にかけて、逆ザヤ傾向が強いわけですから、順ザヤが縮小したら順ザヤ拡大ねらいで仕掛けるという当初の計画は、撤回です。
 順ザヤが拡大した時点で、順ザヤ縮小ねらいで仕掛けるのがベターだと考えます。
 現在の期先、7-8で仕掛けるよりも、9月限が発会するのを待って8-9の組み合わせで仕掛けた方が逆ザヤになりやすそうな感じですね。
 
 ところで、ゴムの逆ザヤ傾向の限月は、ガソリンの逆ザヤシーズンの限月に似ていますね。
 ガソリンスプレッド、順ザヤシーズンと逆ザヤシーズン  2006/12/02

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