趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
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むーみんパパはこうして・・
 私の父、むーみんパパは、今月(2007年8月)、600万円を越える大きな損切りをしました。
 まさに、調子に乗って失敗したというケースです。
    調子に乗ってきたら要注意  2007/02/21
 このような記事も書いていますが、今回のむーみんパパのケースは「調子に乗ると怖い」という具体的事例ですので、損失にいたるまでの経過を紹介して、皆さんのリスクマネージメントの参考にしていただければと思います。  

 私の父、むーみんパパがこのブログに登場したのは、
   たぶん、相当まずい状況・・  2007/02/01
 この記事からでした。
 この時点で既に、調子に乗って建玉をどんどん増やしてしまう傾向があり、私がそれについて不安を感じている状況でした。
 その後、
   むーみんパパはどうするかな?  2007/02/09
   むーみんパパ、今日の取引は・・  2007/02/09
   むーみん、ぶち切れました。  2007/02/15
 このような経過で、比較的大きな損切りを経験しました。
 今これらの記事を読み返しても、状況が掴みにくいですが、当初の200万円の自己資金から、一時400万円(200万円の利益)くらいまで資金を増やした後、160万円ほど損切りをして、約240万円になっています。
 その内、100万円を引き出して、約140万円の口座資金にしたわけです。

 この経験で、相当懲りたと思われましたが、その後、むーみんパパは、徐々に利益を出し、資金の増加とともに再び調子に乗っていきます。
 mumingpapa1.png
 資金の増加とともに、建玉枚数が増えていくのが分かります。
 基本的な考え方は、逆張りナンピンですが、わずかな値幅の間に、相当数の建玉をしているのが分かります。
 たまたま、利益が出る方向に動いていたので、建玉が多いことによって利益もより多くなっていました。
 この期間、相場は、むーみんパパの予想通りに動いていたので、「明日、予想通りに相場が動けば、今日建玉しなかったことを後悔することになる」という発想が強かったようです。

 むーみんパパは、北辰商品で取引していますが、私もその口座のIDとパスワードを知っていて、いつでもむーみんパパの建玉状況を把握できる状態になっています。
 いざとなれば私が勝手に建玉を仕切ることも出来るのですが、口座の持ち主の了承を得ないで勝手に建玉操作をすることは、たぶんやってはまずいことでしょうし、その後の親子関係にも問題があると考えて、むーみんパパのやりたいようにさせていました。
 ナンピンで建玉を増やしたことを知ったときは、むーみんパパに対して、「また、頭の中で太鼓が鳴り響いちゃったんだ・・。ドンドコドコドコ、ドンドコドコドコ・・。太鼓が鳴り出したら止まらないんだね・・。」と皮肉混じりに言っていました。

 建玉枚数が増えることによる危険性についても、再三、話していましたが、その時点で、私の今年の収益が20万円ほど、むーみんパパは400万円以上ですから、私の意見を聞いて建玉を少なくしていたら、逆に利益を減らすことに繋がるように感じていたのかもしれません。
 私自身、むーみんパパの手法に不安を感じつつも、あまりの調子良さに、「もしかしたら一財産残してくれるのかな?」なんていう、ほのかな期待を抱いた部分があったことも確かです。

 しかし、7/17の買い建玉から、予想に反して相場が下げています。
 mumingpapa2.png
 7/23、むーみんパパ70歳の誕生日でしたが、最初の建玉66,440円からわずか40円下げた66,400円で8枚もの建玉をしています。
 下がったら買いを入れると言うパターンで、7/30には、合計32枚の建玉になっています。
 当然ですが、建玉が多くなったために、わずか数百円の相場が動いただけで、含み損の増減が数十万円という状況です。

 そして、7/31、高値で買って、含み損が大きくなっている建玉を中心に損切りしています。
 損切りをした後も、損失分をすぐに取り返したいという考えから、新しい買い建玉をすることによって、実質的には損切りをしていないような建玉操作になっていたことも、その後の損失を広げることに繋がってしまいました。
 損切りをすると口座資金が減ると同時に、含み損の欄に表示されるマイナス額が減ってくることで、気が楽になって、翌日相場が反転することを予想して建玉してしまうというパターンでした。

 8/2、8/3と、同様に損切りしては建玉するというパターンを繰り返して、8/6、すべての建玉を損切りして今回の取引を終えています。

 追証などの為に口座に入金した自己資金は、当初の資金も含めて、540万円、それが約415万円に減りました。
 実質的には125万円の損失と言うことです。

 むーみんパパが最終的な損切りをした61,100円から、さらに下げていったことを考えれば、
 東京ガソリン08/01、日足チャート
 このように多くの建玉をしながら、これで済んだのは、ある意味幸運だったのかもしれません。
 むーみんパパも、自己資金をすべて掛けるような無謀な行動に出ないで、ここですべて損切りしたのは、理性的な部分が残っていたということかもしれません。

 このブログでは、「私の投資手法」と言うことで、「逆張りナンピンで損切りをしない」ということを書いていますが、今回の件を踏まえて、それはどうなのかな?と改めて考えています。
 今回の件は、逆張りナンピン手法の欠点が凝縮していると思いますので、皆さんも考えてみてください。
 
 最近、むーみんパパは、今回の件を振り返って、
 「どうしてあそこで買いを入れてしまったんだろう。相場が下がることも予想していたのに・・。あと一回上昇すると考えたのがまずかった・・。」
 なんて言っています。
 「だったらどうして、あんな枚数買いを建玉したんだ!!」と反論していますが、むーみんパパ、大切なところをなかなか分かってもらえない感じです。
------------------以下2008/03/04更新
 その後のむーみんパパですが、本文最後での懸念通り、上がる、もしくは下がると思い込むと、建玉が多く
なりがちな癖は治らずに、その後も損失を増やしてしまいました。

 むーみんパパの、2007年の取引内容全てをまとめてみましたので、ご覧下さい。
 mumingpapa5.png

 結局、昨年1年間で約450万円の損失という結果でした。
 一時はプラス500万くらいまで増えていたのに・・。

 商品先物取引のようにレバレッジの効いた取引で、建玉が多くなるとどうなるのか・・・。
 思惑通りに動けば大儲けです。
 しかし、その反対に動くと・・・。ということです。

 そんなこと分かっていても、ついつい建玉が多くなってしまう・・。
 むーみんパパの場合は、一時、500万円近い利益を出していたという成功体験が、却って仇になっているような気がします。

 一時的に大きな利益を出していても、その手法が、長期的に利益を出して行ける手法なのか、場合によって、大きな損失を出しやすい手法なのか、考えてみる必要が有りますね。
 ただ、大きな利益が出てしまっていると、もっと効率よく利益を出すには・・、ということに思考が向かい、その手法のリスクについての考えが出来なくなってしまうのかもしれません。

 1月10日の投資日記で書いたように、今年に入り、約45万円の利益を出していますので、現在、むーみんパパの口座状況は、200万円余りとなっています。
 むーみんパパは、まだ商品先物取引を続けていく気のようです。
 この資金が無くならないように、リスク管理をしっかりやってくれると良いのですが・・。
コメント
この記事へのコメント
とっても参考になりました。
やばいって感じたら手を小さくして生き残る事を最優先ですね。相場は明日もあるし!!^^
2007/08/19(日) 15:44:38 | URL | ワンタくん #HfMzn2gY[ 編集]
成功体験がかえって・・
ワンタさん、コメント有り難うございます。
他人から見ると無謀な建玉でも、たまたまそれが成功して、何百万円という利益が出てしまうと、同じことが簡単にできるような気になってしまうからやっかいですね。
むーみんパパも、今回の失敗で、自分の手法がかなり危ないものだと言うことは理解できたと思いますが、人間、「わかっちゃいるど・・」ということがありますからね・・。
注意してみていきたいと思います。
2007/08/19(日) 21:34:45 | URL | むーみん #-[ 編集]
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