趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
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対面取引とオンライン取引
 先日、岡地の営業マンが私のところを訪ねてきたことに関しては、こちらの記事に書きましたが、その後、再び電話を掛けてきて、「何とかうち(岡地)で、口座を開いて、N-G大豆売りと一般大豆買いで仕掛けていただけませんか」と勧められました。
 私としては、現在、オンライントレードをやっているわけですし、手数料のことを考えたら、圧倒的にオンライントレードの方が有利だと考えている旨を説明したのですが、営業マンの言い分としては、「内部要因などの情報は対面取引を行っていた方が得られやすい」というものでした。
 
 手数料は高いけれども、取引に関する情報を考慮すれば、対面取引の方が有利
 
 と言うことですね。
 「そのような情報によって利益を出して、喜んでいただいているお客さんもいらっしゃいます。」とも言っていました。

 「そりゃそうでしょ。儲かる人が半分くらいでも、儲かった人にしてみれば、情報をもらって有り難かったと思うわけですから・・」
 などと私の考えを説明して、結局、岡地さんでの取引はしていませんが、先程の「手数料は高いけれども、取引に関する情報を考慮すれば、対面取引の方が有利」と言う理屈、実際どうなのでしょうか?
 手数料自由化になって、対面取引での手数料も安くなっているのかな・・、と勝手に考えていましたが、実はそうでもなかったみたいで、例えば、岡地で金の取引をした場合、対面取引では1枚往復16,800円の手数利用が必要になります。
 これは、平均的なオンライン取引の手数料の約20倍です。
 ガソリンでは、1枚往復7,980円で、約10倍です。
 対面取引ならではの有利な情報が手に入ると言うことも、事実として有るかもしれませんが、それに見合った手数料なのかどうか・・。

 以前、
   返り討ちに遭っているような・・  2007/10/15
 この記事の中で、2007年3月期の委託者の状況についての表を見ました。
 この表では、多くの新規委託者がいる反面で、結局、委託者数は減ってしまっている現状が分かります。
 ゼロサムゲームの厳しさを、見せつけられる思いですが、対面取引の方が有利で委託者が利益を出しているのであれば、対面取引の割合が多い取引会社では委託者の減少が少なく、委託者が増えていても良さそうです。
 そうなっているでしょうか?
 改めて見てみましょう。

 以前見た表の右側に、「期末/期首」「生存率」という項目を儲けました。
 委託者が増えていれば、「期末/期首」は100%を超えることになります。
 「生存率」というのは「期末/延べ委託者数」による割合で、その会社で口座を開いた人のの中で、どれだけの人が期末まで口座を維持しているかという割合です。
 2007itakushasuu071208.png

 どうでしょうか?
 この表は、あくまで2007年3月期の結果で、いつもこのような割合になるとは限りませんが、「生存率」の平均値が、62.8%、岡地は66.1パーセントです。
 手数料が不利なことを考えると、「頑張っている」と言えるかもしれません。
 それでも1766人の新規委託者がいながら、口座数を減らしています。
 「そのような情報によって利益を出して、喜んでいただいているお客さんもいらっしゃいます。」と言うのも事実だとは思いますが、喜ぶ結果にならなかった人もそれなりにいたわけです。

 一目瞭然2こちらの資料から、「オンライン取引中心」と言える会社は、まだ数社しかないことが分かりますが、全体としてみて、対面取引中心の会社と、オンライン取引中心の会社、どちらかの優位性を見つけるのはなかなか難しいです。

 個々の会社で見ると、オンライントレード専業のSBIフューチャーズとドットコモディティの「生存率」が高くなっているのが目を引きます。
 どうしてなんでしょうね・・。

 SBIフューチャーズとドットコモディティ以外の会社で、対面取引とオンライン取引の口座を別々に集計した資料があれば、もう少し突っ込んだ考察が出来るのかもしれません。

 オンライン取引では、基本時に全ての取引が顧客にゆだねられているので、利益を出せる出せないは、全て、投資家の責任になります。
 ですから、オンライン取引会社選択のポイントとしては、自分の取引がやりやすい会社かどうか、で決めれば良いと思います。
 今回のデータで、「生存率」が低い会社だからといって、損失を出しやすいと言うことはないでしょう。

 対面取引の会社選びについては、このようなデータも有用かもしれません。
 対面取引をやりたいと考える人というのは、そもそも、「高い手数料に見合った有利な情報やアドバイス」を期待しているわけで、顧客の損益に対する会社の関与が大きくなってきます。
 「生存率」を見ることで、その会社が顧客の期待に応えて、利益を出す情報の提供やアドバイスを出来ているかどうかを推し量る手がかりになるかもしれません。
 本来なら、ある会社の口座のうち、手数料を差し引いて、500万円、300万、100万、0円以上の利益を出した口座が何%だった、とか、逆に500万円、300万、100万、0円以上の損失を出したのが何%だったのか分かるような円グラフを作ってもらうと、その会社の実力が分かりやすいですね。
 本当に有利な情報を提供して、顧客が利益を出している会社なら、このような資料を作って、「商品先物取引は基本的にゼロサムゲームですが、うちの会社では、有利な投資情報によって利益を出している顧客の割合が多いんです。」という営業をすれば、その会社で対面取引したいと考える顧客も多くなるのではないでしょうか。
 でも、ゼロサムゲームの世界で、そんな会社、どれくらいあるのかな?

 
コメント
この記事へのコメント
おはようございます
おはようございます。

「期末/延べ委託者数」で計算したら、ドットみたいな新規客がものすごい増えているところは有利にはなりますね。
SBIも数少ない口座数が増えている会社の一つですし。

ネット専門会社は塩漬け口座ってのができますし、自滅以外は死なないってのもあるんではないでしょうか(笑)
2007/12/09(日) 07:30:32 | URL | さやえんどう #L8AeYI2M[ 編集]
「口座稼働率」の影響かな?
さやえんどうさん、コメント有り難うございます。

>「期末/延べ委託者数」で計算したら、ドットみたいな新規客がものすごい増えているところは有利にはなりますね。

記事中の表に「新規率」(新規委託者数/延べ委託者数)を加えた表を作ってみました。
http://futures.blog4.fc2.com/file/2007itakushasuu071209.png

これを見ても分かる通り、ドットコモディティの新規委託者数も、割合で見れば、ほぼ平均並みになっています。
割合を考慮しないとしても、新規委託者の多さという意味では、フジフューチャーズが圧倒的だと思いますが、フジフューチャーズの「生存率」は、平均並みとなっていて、新規委託者が多いから有利と言うことにはならないと思います。
SBIフューチャーズの「新規率」は、かなり低いですし・・。

>ネット専門会社は塩漬け口座ってのができますし、自滅以外は死なないってのもあるんではないでしょうか(笑)

これは、かなり有力な意見だと思います。
http://factualsite.com/online2/disclose.htm
こちらで、口座稼働率を見ると、SBIフューチャーズでは、39.6%と低くなっていますし、ドットコモディティも52.5%と、フジフューチャーズの70.3%と比べたら低くなっています。

口座を開いても取引をしていない状況というのは、対面取引、オンライン取引ともにあることだと思いますが、対面取引では、資金を入れたまま建玉していないと、「今、チャンスですよ」という電話が来て、建玉する(建玉させられる)ケースが多くなるかもしれませんね。
対面取引での口座稼働率のデータが有ると良いのですが・・。
オンライン取引では、あくまで投資家の判断で、建玉する気にならなければ、建玉しないと言うことが出来ます。
また、オンライン取引の場合、口座開設に印紙代などの費用がかからないですから、単純にその会社で利用できるチャートソフトを使ってみたいとか、その会社独自の情報を見たいという理由で、最初から取引をする気がなくても口座を開設することもあるでしょうね。
2007/12/09(日) 11:58:09 | URL | むーみん #-[ 編集]
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