趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
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ある朝、テレビをつけると・・
 ある朝、テレビをつけると、なにやら緊急記者会見の特別番組に切り替わります。

 首相の顔がアップで映し出され、会見が始まります。

首相「え~、日本政府が発行している国債の他、財政投融資に関する国債、地方公共団体の地方債など、一千兆近い借金を抱えているため、現在の経済危機の中、大変苦しい経済運営を行ってきました。」

首相「そこで、日本政府は、これらの借金を、全額返済することにしました。」

記者「首相、それは、デフォルトと理解してよろしいのでしょうか?」

首相「デフォルトでは、日本政府の借金を踏み倒すことになります。国債の購入者は、銀行などの金融機関が多くの割合を占めております。その国債を踏み倒した場合、多くの銀行が破綻することになるでしょう。結果として、その銀行に預金している国民にも多大な混乱を招くことになります。日本政府は、そのような無責任なことは致しません。先程も述べたように、全額きちんと返済することに決定し、既に、その資金を日銀の方に渡しております。国債や地方債の所有者に対しては、今月中に国債の元金に現時点までの金利をつけた金額が、それぞれの口座に振り込まれることになるでしょう。」

記者「国債返済の資金は、既に日銀に渡してある、と仰いましたが、その財源は・・・」

首相「通貨の単位および貨幣の発行に関する法律、に基づいて、財政再建のための記念貨幣を発行しました」

と言って、首相は1枚のフリップを記者に対してかざして見せた。
そこには、直径、10㎝くらい、ちょうどオリンピックの銅メダルのようなコインが映し出されています。
ズームアップされたコインには、首相の筆跡で壱千兆円と彫り込まれています。

首相「これは、本日発行した、壱千兆円コインの写真です。実物は現在、日銀に保管されております」

記者「そんなことをしたら、通貨の流通量が多くなってインフレになるのでは・・」

首相は、また新しいフリップを取り出して説明を始めます。

首相「皆さんもご存じのように、お金というのは、信用創造という形で増えていきます。つまり、借金をすることによって、お金が作り出され、流通量が増えていくわけです。日本政府も、国債という借金をして、その借金で公共事業を行うことによって、今までお金の流通量を増やしてきたことになります。この借金を皆さんから税金という形で集めたお金によって返済していった場合、信用創造で作り出したお金は減り、その流通量が減っていくことになります。今回、このような形で壱千兆円コインを発行し、税金に拠らない方法でこの借金を支払ったと言うことは、税金による借金返済によって、現状の通貨の流通量が減ることを防いだということであって、通貨流通量を増やすことにはなりません。現在、多くの金融機関が、国債という形の資産を所有していますが、それが、現金に変わるだけで、資産が増えることにはなりません。」

首相「日本政府や地方自治体がが新たな国債や地方債を発行して借金をしたり、新たな政府通貨によって公共事業を行えば、それによって通貨の流通量は増えることになります。また、金融機関が保有していた国債が現金かされたわけですから、金融機関がそれらの資金を貸し付けるようになれば、流通量が増えることになるでしょう。それによって、若干のインフレもあるかもしれませんが、今までの国債の発行量と同等であれば、急激なインフレになることは無いと考えております。」

首相「国の借金、地方の借金がなくなったことで、未来に対して大きな借金を残すという不安が無くなったわけです。金融不安の解消と、安心して活力のある国作りという意味で、大きな一歩を踏み出したものと考えております。」

記者「このようなやり方では、財政規律が保てなくなるのでは・・」

首相「財政規律が保てなくなるという問題は、『通貨の単位および貨幣の発行に関する法律に拠る通貨の発行権限に基づいて、政府貨幣を発行する』という、今回の手法で、最も懸念されるところであることは、私も承知しております。無駄な行政法人の廃止、天下りの廃止など、行政の無駄遣いをなくすための新たな立法と、財政規律を保つための基準を定め、その規制をするための法整備を順次行っていく所存です。」

首相「今回、壱千兆円コインによって、地方債も含めて返済したのには、夕張のような地方にも、しっかり頑張ってもらいたいという気持ちからです。『安心と活力』。安心のためには、食料の安全保障、治山治水など環境対策、という意味で、地方の力が大変重要になってきます。地方が元気づいてくれば、自ずと、日本全体の活力も戻ってくるでしょう。」

首相「以上で、緊急記者会見を終わらせていただきます。」

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さて、その日の為替市場は、記者会見直後から、円安に動き始めます。
それによって、輸出関連企業の株価は急騰します。
そして、日経平均株価が上昇してくると、円安の動きも落ち着きを見せ始め・・

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というところで、私の夢は覚めたのでした・・。


 今回の記事は、
   千円硬貨、作っちゃいましょうよ。  09/02/12
 この記事と、
  日本人が知らない恐るべき真実 ?マネーがわかれば世界がわかる?(晋遊舎新書 001) (晋遊舎新書)
 この書籍の記載を参考に、想像を膨らませて書いたものです。
 「安心と活力」という辺りは、微妙に麻生さんを意識して書いているわけですが、この記事に書いたようなことを本当にやったら、次の衆議院選、もしかして・・。
コメント
この記事へのコメント
それは・・・
ジンバブエの一千億ジンバブエドル札を彷彿とさせますねえ(笑)
2009/02/16(月) 19:59:44 | URL | さやえんどう #-[ 編集]
笑っていただけて、嬉しいです。
さやえんどうさん、コメント有り難うございます。
笑っていただけて、嬉しいです。

ジンバブエの一千億ジンバブエドル札、私もテレビで見ました。

私の記事の中では、壱千兆円札を一回発行しても、借金を返すために使っていれば、大したインフレにならないという屁理屈を、書いていますが、実際のところは私もよく分かりません。

以前の記事でも書いたように、ハイパーインフレになるような手段でも、先進国が協調して行えば大丈夫かも・・、とか、いろいろ考えてしまいます。

利子のために、経済成長をしていかなければならない。そして、借金はどんどん増え続けるという金融システムの限界がきているための不況と考えているので、借金を減らすような政策をしない限り、なかなか景気回復は難しいのでは・・、とも考えています。

今回の記事、冗談ぽく書いてみましたが、麻生さん、本当にこんなことやってくれないかな~なんて、期待を込めている部分も有ったりしています。
2009/02/16(月) 22:44:40 | URL | むーみん #-[ 編集]
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