趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
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政府通貨とインフレ
 またまた商品先物取引とは関係のない話ですみません。

   ある朝、テレビをつけると・・  2009/02/16
 こちらの記事では、政府が一千兆円コインを発行して、国や地方の借金をチャラにしてしまうと言う、荒唐無稽の話を書きました。
 そして記事の中では、そんなことをしてもインフレにはならないという、屁理屈を書いています。

 現在、「100年に一度の経済不況」と言われる経済状況から立ち直るために、補正予算を組んで、多額の財政出動をしようとしています。
 当然、国民から集めた税金では足りなくなるでしょうから、その分は赤字国債を発行しなければならなくなるでしょう。

 新たな財政出動をして公共事業などの事業をすることで、その分のお金が世の中に出回ることになります。
 つまり、その分の通貨の流通量が増えるわけです。
 政府のこのような財政出動に対して、「通貨の流通量が増えて、インフレになるからやるべきではない」という人は誰もいません。

 ところが、「財政出動を政府通貨で・・」ないて話になると、突然、「お金の価値が下がってインフレになるぞ」ということが言われます。

 「赤字国債を使って公共事業を行う」というのと「赤字国債を発行する分を政府通貨でまかなって公共事業を行う」何が違うのか、考えて見ましょう。

 
 「日本銀行がお金の流通量を調節している」と言われますが、日本銀行がいくら紙幣を刷っても、単にそれをばらまくことが出来るわけではありませんから、紙幣を刷るだけでは通貨の流通量は増えません。
 
 では、日本銀行がどのように通貨の流通量をコントロールしているか・・

 結局の所、日本銀行は公定歩合をコントロールすることが出来るだけです。
 通貨量を増やそうと思えば、公定歩合を引き下げるわけです。
 そうすれば、お金を借りやすくなって、誰かが銀行からお金を借りることによって、通貨の流通量が増えると言うことになります。
 ところが・・、
 現在、金融危機を回避するために、公定歩合を引き下げたり(ゼロ金利政策)、債権の買い取りなどの量的緩和などを行うことによって、銀行にはお金(紙幣)がじゃぶじゃぶの状態になっています。
 しかし、銀行がいくら紙幣を持っていても、経済の先行きが良くない状況では、安易に貸し出しを行ったら更なる不良債券化のリスクが生じてしまいますから、貸し出しを増やしにくいのが現状ではないでしょうか?
 ですから、通貨の流通量は日本銀行の思うようにコントロールすることは出来るものではないと思います。

 結局の所、通貨の流通量が増えるためには、国民が銀行から借金しなければなりません。
 そうすることによって日銀で刷られたお金が世の中に出回っていくことになります。

 国が赤字国債を発行して公共事業を行った場合も、借金によって事業を行い、そのお金が世の中に流れていくわけです。つまり、通貨の流通量が増えると言うことになります。
 これが借金でなく、国民から集めた税金の範囲でだけ、公共事業を行っていた場合、お金が、国民から政府、そして政府から国民へと回っていくだけで、通貨の流通量自体は変化しません。
 財政が健全に運用されている国では、流通量が変わらなくても、その回転が早くなることで、財政が豊かになると言うことが起こったりする場合もあるのかな?とも考えますが、とりあえず、日本の場合は、赤字国債を発行することによって、通貨を世の中に増やそうとしているわけです。
 
 要するに、国が赤字国債を発行して公共事業を行えば、通貨の流通量が増えるわけです。
 でも、このことに対して、「インフレになるぞ」と言われないのはなぜでしょう?
 借金には利子が付いていますから、夕張のような緊縮財政にしない限り、数年後には更に国債の借入額が増えて・・、その分、通貨の流通量が増えて・・、と雪だるま式に通貨の量が増えていくと考えるのは間違いでしょうか?
 
 そもそも、日本の赤字国債がどんどん増えていけば、円安が進んでインフレということもあるかもしれません。(他の国も、どんどん財政出動をして、財政状況が悪くなれば、必ずしもそうなるかは分かりませんが・・)

 そこで、赤字国債分を政府通貨でまかなってみたらどうでしょう。

 赤字国債のように、借金であるという精神的な負担が少ないために、気軽に発行しやすいという欠点もありますが、逆に、赤字国債のように利子がありませんから、利子が利子を生む形で、その発行額が必然的に増えてしまうと言う、性質はないように思います。
 赤字国債ではありませんから、将来の子供にツケを回すということは有りませんし、いずれ赤字国債(借金)を返さないといけない、という精神的な負担から国民を解放して、景気が良くなりやすいように思います。

 このように、私の中では、赤字国債による財政出動も、その赤字国債の代わりに政府通貨を使った場合も、インフレのなりやすさは、大きな違いはないと考えているのですが、いかがでしょうか?
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