趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
指定サヤ幅での約定が保証されるSCO
 5月7日より、東京工業品取引所では、新しいシステムによる取引が始まります。
 
 今まで慣れ親しんだ「成行」「指値」という日本語の表現ではなく、「リミット注文」「マーケット注文」などと呼び方が変わったり、その約定条件が変わったりして、ちょっとややこしい印象が強いですね。

 さて、サヤ取りをやっている私が、新しいシステムの売買注文の中で最も気になったのが、スタンダード・コンビネーション注文(SCO)です。

 このスタンダード・コンビネーション注文(SCO)について、東京工業品取引所の次期システムについての概要では、次のように解説しています。

以下、引用
--------------------
注文の種類6: スタンダード・コンビネーション注文(SCO)
同一商品の2 限月の鞘価格指定し、売・買同枚数を1 注文として発注する

2 つの限月の組合せを指定し、当該限月間の鞘価格を売買する注文形態です。2つの限月の組合せにおいて、一方の限月が売りであればもう一方は買い、一方が買いであればもう一方は売りとなり、同枚数ずつ約定します。当該注文の種類の「売」は、「期近限月の売」と「期先限月の買」、「買」は、「期近限月の買」と「期先限月の売」の組合せになります。
「標準」という意味の「スタンダード」と「組合せ」という意味の「コンビネーション」を合わせ、「スタンダード・コンビネーション」注文と呼びます。略称は「スタンダード(Standard)・コンビネーション(Combination)注文(Order)」の頭文字から、「SCO(エス・シー・オー)」と表記します。
この注文形態は独自のスプレッドシリーズ(鞘価格の板)、たとえば金8 月限/10月限といった組合せの板を、金8 月限などの限月と同様、システムで保有しています。鞘価格は組合せた限月の期近側の価格から、期先側の限月の価格を差し引いた価格で表示されます。順鞘はマイナス値、逆鞘はプラス値、同値はゼロとなります。
SCO で発注した注文の残枚数は、スプレッドシリーズの気配値段として配信されます。約定はスプレッドシリーズ内での約定も可能ですが、各限月、例えば金8月限と金10 月限にそれぞれある注文気配が、鞘価格を満たせる場合には、各限月の注文と約定します。スプレッドシリーズ内で約定した際は、当該鞘価格を満たすよう各限月における振替値段をシステムが自動的に算出します。
この鞘価格に対して注文の種類の1から5、7の全ての注文の種類を選択し発注することが可能です。約定条件は、選択した注文の種類に準じます。
--------------------

 つまり、スタンダードコンビネーション注文(SCO)をリミット注文として発注すれば、指定サヤ幅よりも有利なサヤ幅での約定が保証されることになります。

 上記の概要をきちんと読む前に、東京工業品取引所に直接問い合わせを行い、メールで回答をいただきました。
--------------------
むーみん様

お問い合わせの回答につきましては、次期システムを担当する部署より回答を得られましたので遅ればせながらお送りさせて頂きます。

【回答】
 ご理解のとおり、SCO注文は指定鞘価格が保障された注文です。
--------------------

 同銘柄でのスプレッド取引を中心として取引をしている方にとっては、SCOは、スリッページが発生しないという意味で、便利な注文方法だと思われます。
 しかし、残念ながら、現在、オンライントレード会社の中で、このSCOに対応しているのは、カネツ商事のみとなっています。
 カネツ商事、新システムと同時にSCO導入予定でしたが、開発の都合で、導入が延期されているようです。
 その他のオンライントレード会社では、今までのように、サヤ幅を自分で監視して、自分の判断したタイミングで、売りと買いのMOを同時に発注することになると思われます。
 当然、スリッページのリスクを抱えての取引になります。

 私は、現在、サヤ取り発注時のスリッページのリスクを軽減するために、 気配値によるリアルタイムサヤ相場表を作成して、使っていますが、他のオンライン取引会社がSCOに対応したり、異銘柄でのサヤ取りについてSCOのような指定サヤ幅が保証されるようなシステムが出来なければ、まだまだ利用価値は有りそうです。
 新システムでは、今まで以上に、気配値でのサヤ幅監視が重要になってくるようにも思います。

 私の気配値によるリアルタイムサヤ相場表では、今まで、同一銘柄でのサヤ幅の計算を、期先価格から期近価格を引くことで求めていたため、順ザヤがプラス、逆ザヤがマイナスの表示になっています。
 計算方法をSCOに合わすかどうか、しばらく様子を見て判断したいと思います。
コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/05/04(月) 10:24:58 | | #[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://futures.blog4.fc2.com/tb.php/2419-27e8eb07
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

SEO対策:商品先物取引 先物取引 商品先物 ガソリン