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趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
あきらさんが両建てをする訳
 先日、あきらさんより下がったら買い、上がったら売り  2005/11/13の記事に対して「両建てこそ無敵????」というコメントを頂きました。有り難うございます。
 あきらさんはと、以前このサイトにコメントしていただいたことをきっかけに実際にお会いしたりしたこともあります。まだ20代ですが、商品先物取引では私よりもかなり大きな実績を残していらっしゃいます。コメントでは「ムーミン先輩」といってくれるのですが、私の方が「あきら先生」と言いたいくらいです。
 
 ところで、本題ですが・・・

 このブログの中でも今まで、両建てについて何回か記事にしてきました。
   苦い経験3 両建て  2005/07/02
   苦い経験4 増える建て玉  2005/07/03
   両建てが絶対に損とも言えない?  2005/07/15
 など、両建てについて何回か記事にしてきました。
 ※ここで言っている「両建て」は、サヤ取りのように異なる限月や銘柄に売りと買いを建てるサヤ取りではなく、全く同じ銘柄、限月に対して売りと買いを建てることです。
 これらの記事を読んでいただければ分かると思いますが、わたしは「両建て」に対して「両建ては、新たに建玉する手数料の分だけ不利になりやすい。」と考えています。必ずしもそうでないことは両建てが絶対に損とも言えない?  2005/07/15で書いていますが、資金的には、損切りをするより有利に働くことは有りません。
 
 3枚の売りを建てていたとして、3枚の買いを建てて両建てにするのと、3枚の売りを買いで仕切るのとは、実質同じことです(正確には、その時点では、3枚の売りを建玉した手数料分、両建ての方が不利になります)。全部仕切って建玉が無い状態と、1枚売り1枚買いの両建ての状態では、どちらも、その後の価格の変化による投資資金の実質有効額に対する影響はありません。
 3枚の売りに対して3枚の買いでなく、例えば、1枚の買いを建てれば2枚の売り越し状態になりますが、これも1枚買いで仕切って残り2枚の売り建玉の状態にした場合と同様になります。
 その逆に、例えば5枚の買いを建てて2枚買い越しの状態にすることは、3枚の売りを全部買いで仕切って2枚の買いを新規に建てることと同じになります。

 単純に資金的な損得で言えば、上記のように両建するのではなく、建玉を仕切った方が有利に働くと考えます。
 では、なぜ、あきらさんが「両建てこそ無敵????」と考えるのか。
 あきらさんのコメントの中で、売建玉の仕切りと両建てについて書かれた部分があります。
 「今上が57000円~何枚も約500円幅くらいで持ってます。下り続ければ利幅の低い順から利食い、値幅の高いものは逆に行き超すまで決済しません。そして上がってこれば買い(両建て状態に)して損をしている建て玉は絶対決済しません。」
 つまり、最初の売りの建玉、もしくは最も高い価格での売りの建玉はずっと残しておいて、価格の下落とともに売り増しした建玉から仕切っていくということです。価格が上昇しても最初の売建玉は仕切らず、両建てするということです。
 何でだと思いますか?

 私はこのように解釈します。
 どの建て玉から仕切るか  2005/06/28では、私の投資手法での建玉の仕切り方を説明しました。
 私のの場合は、逆行に対してナンピンをしていきますので、最初の建玉が最も含み損が多い建玉になります。価格が反転して利益が出てきたとき、私はナンピンして利益が出ている建玉から仕切っていき、最初の建玉は一番最後に仕切ります。投資資金の実質の有効額だけを考えれば、1枚(サヤ取りの場合は1組)仕切るのであれば、どの1枚(1組)を仕切っても全く同じことなのですが、なぜそうするのかというと、最初の建玉を残すことによって、その仕掛けを建玉したときから逆行されてナンピンして・・・という全体の流れをつかみやすいからです。

 あきらさんの場合も、最も高い売り建玉を残すことによって、建玉全体の状況、最初の建玉から現在までの推移など、把握しやすくなっているのでは・・。と思います。
 そこで、その売り建玉を上回る価格の上昇に対しても、その建玉を仕切らないために、両建てをしていくのではないでしょうか。
 
 コメントを見ておわかりの通り、あきらさんは、ファンダメンタルな部分での洞察とそれに対する価格変化の予想が非常に鋭いのではないかと思います。私と知り合うまでは、営業マンを介した高い手数料を払いながらも相当な利益を上げているようでした。両建てが手数料分不利だとか、そんな程度のことは全く関係ないのかもしれません。それよりも、価格の動き、それに対する自分の建玉の状況、という全体の流れの把握が出来ていることが良い結果に結びついているのかもしれません。

 ただ、やはり、なぜ両建てなのか?という疑問は残ります。
「カトリーナの被害で62000円まで上がりました。僕はほぼこの値段でも経済に与えるダメージは大きかったので、これ以上の価格上昇は無い。これを自我説①とします。」とコメントで書いているように、もし、62,000円を天井だと考えるのでれば、57,000円以上に価格が上昇した場合、ナンピンで対処するのが理屈として筋が通っているように思います。ただ、57,000円から62,000円までは幅が大きいですから、たぶん、あきらさんは、どんどん価格が上がっていくような状況で、57,000円を上回ったとき、両建てして損失を抑え、もっと上がっていって60,000円を超えたあたりで、両建てを外して、更にナンピンで売りを建てたりするのかもしれませんね。

 本当のところは、あきらさん自身でないと分からないことと思いつつ、私なりに分析してみました。
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