趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
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ボックス相場での投資術
 私のような逆張り的な思考の人たちは、価格が上下する確率について、何となく次のような期待を抱いています。

 高い価格からは下げやすい
 低い価格からは上げやすい

 別の言葉で言えば、「価格が高くなるほど下げる確率が高くなり、価格が低くなるほど上がる確率が高くなる」ということです。

 順張りの人でも、「波に乗る」という言葉を使うように、価格は波のように上下に動きながら変化していく、と考えていると思います。価格が波のように上がったり下がったするのは、このような確率の変化があるからだと考えられます。

 敢えて損大利小で  2005/11/18の中で考えついた「むーみん理論」では 、「上がる確率、下がる確率が五分五分とした場合、『損小利大』も『損大利小』もリスクは同じである」ということでしたが、この前提条件の部分、「上がる確率、下がる確率が五分五分とした場合」は現実から考えると少し違ってくるわけです。ある価格が約定した瞬間は売り買いが同じですので上がる確率下がる確率が五分五分とも言えますが、少し長い目で見たとき、価格によって上記のような「高い価格からは下げやすい、低い価格からは上げやすい」、と言った性質が出てくるように思います。
 もちろん、抵抗線を上抜いたり、下抜いたりすれば、状況は変わりますが、ここでは、ひとまずそれは置いておきましょう。
 
 高い価格からは下げやすい
 低い価格からは上げやすい

 という世界では『損小利大』と『損大利小』どちらがよいのでしょうか?

 敢えて損大利小で  2005/11/18で使ったようなチャートにして見てみましょう。
 ここでも、話を単純にするために対象を東京金と考え、実際には無いですが、1円変化するごとに上がる確率、下がる確率が10パーセントずつ変化するボックス相場のモデルを作りました。

 先ず、ボックス相場のちょうど中間的なニュートラルなポジションで建玉した場合、のチャートです。
 このチャートでは、ニュートラルなポジションで買いを建てて、+1円で利食い、-3円で損切りするという「損大利小」で書かれています。
 boxsouba1.png
 「損小利大」で考えるとすればニュートラルなポジションで売りを建てていると考えれば良いわけです。

 ニュートラルなポジションで建玉した場合は「損大利小」の方が利益が出ると言うことが言えます。

 では、ニュートラルなポジションではなく、底値で買いを建玉したり、天井で売りを建玉する場合はどうでしょうか。

 「損小利大」のチャートです。
 boxsouba2.png

 「損大利小」のチャートです。
 boxsouba3.png

 どちらも利益が出ていますが、「損小利大」にした方が効率がよいことが分かります。

 このことから、ボックス相場で取引する場合は、先ず、利益を出すためには、建玉するポイントが非常に重要で、利益を増やすためには「損小利大」が有効だと言えます。

 最初のニュートラルなポジションでのチャートが「損大利小」で利益が出たことを考えれば、良いポジションで建玉した場合に「損小利大」にした方が効率がよいと言っても、利大の幅を伸ばしすぎてニュートラルなポジションを大きく越える設定をしてしまうと、なかなか利食いをすることが出来ず、利益を出しにくくなる、ということが分かります。
 つまり、このボックス相場のモデルで上手に利益を増やすポイントは、「ボックスの端の方で建玉して(もちろん天井で売り、もしくは底値で買いです)、利食いはニュートラルなポジション周辺に設定する」ということになます。

 
 これは、現実にはあり得ない相場モデルでのシミュレーションです。
 通常は、ボックス相場といっても、このチャートのように完全に固定しているわけではなく、底値や天井も相場の状況で変化します(上げトレンド、下げトレンドなど)。当然、抵抗線を上抜いたり、下抜いたりという現象が起こってくれば、全く、違った動きにもなります。
 仮にそのようなことが起こらなかったとしても、商品先物取引には期限がありますから、逆行した価格がこのチャートの様に戻ってくるとも限りません。
 相場のいろいろな動きを無視した、特殊なモデルでのチャートであることは確かです。

 ただ、現在、私が仕掛けているサヤ取りには、このボックス相場に近い状況があります。対象とする銘柄や投資手法によっては、参考になる部分もあるかと思います。

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   ボックス相場での投資術 2  2006/02/05

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