趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
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現物取引か、先物取引か
 最近、書店を訪れると、経済関係の書籍の欄に、「預金封鎖」「ハイパーインフレ」など日本経済の破綻に
関する内容のものが数多く見られるようになってきました。
 もしも、このまま国債の発行が増えて、累積債務が国民の預金総額を超えるような状態になってきたら、いったいどうなるのだろうか?「預金封鎖」も全くないとは言い切れません。
銀行に多額の預金のある方は、ペイオフ解禁に向けての心配もあろうかと思います。
 そのような動向の中、金の先物市場もここ2~3年は徐々に上昇してきています。

 さて、1年程前から、私の元にある商品取引会社の営業の方から「金の地金を買いませんか」という誘いをかけられるようになりました。「マンガで分かる金地金の買い方」という冊子も送ってくれたので、早速目を通しました。

 金地金のメリットとして
1、実物資産である金地金は、企業の倒産や国家の経済危機等により無価値になることはない。
2、金地金は火災により灰になることがない。
3、物価上昇に伴って価格が上昇するため、インフレやデノミネーションにも対応できる。
4、世界共通の価値がある。

 また、金地金の購入に当たっては、金地金商よりも商品取引会社の方が値ザヤが少なくて有利なので、金地金の短期取引で利益を出しやすい。

 大まかには、以上のような内容でした。
具体的な値ザヤは 2005/1/26現在 1キロあたり(消費税込み)
商品取引会社  販売 1,496,000円  買取 1,465,000円
        値ザヤ 31,000円
金地金商    販売 1,533,000円  買取 1,470,000円
        値ザヤ 63,000円
                    です。
 この値ザヤは金地金を売買する際の手数料と考えることが出来ます。

※この他に、現物の金地金取引のメリットとして、消費税があります。現物の取引では、消費税が必要になりますが、買うときには消費税を支払い、売るときには消費税分を受け取ることが出来ます。金の価格が上昇したところで売ることが出来れば、その差額分の消費税も利益になります。また、今後、消費税の増税が予測されていますが、現在の5%から10%に上がったとしたら、1グラム2,000円としたら、1キロの金地金を買うのに10万円の消費税が必要になります。その後、消費税が上がって10%になってから売った場合、20万円の消費税を受け取ることが出来ます。これは、金相場が変わらないことを前提とした消費税の変化ですが、このことを知っている方々は消費税の増税が具体化してきた時点で金地金を大量に買ってくることも予想されます。そうすると金相場自体の上昇による利益も期待できるかもしれません。

 ところで、先物取引で金の買いを1枚、建て玉すると、実質的には金地金を1キロ購入することと同じ効果が期待できます(消費税による利益は発生しません)。商品先物取引の手数料はオンライン取引の場合、買いと売りの往復の手数料が1,000円以下の会社が殆どです。私がお世話になっているフジフューチャーズ「Venus(ヴィーナス)」では、往復、税込みで787円です。手数料が少ないわけですから、当然、同じ取引をした場合、商品先物取引の方が有利になります。
 商品先物取引オンライントレードで1グラム1,496円で買いを建てたものが1,596円と100円分上がった時点で仕切った場合、は約99,000円の利益になるのに対して、現物の金を同じ値動きの中で取引したとしたら、1,496,000円で買い、1,565,000円で売りと言うことになって69,000円の利益となり、手数料の差額分(約30,000円)だけ利益が少なくなってしまいます。
 先物の価格が下がって損失が出ても、その時点では金地金の相場も下がっています。下がった時点で仕切れば(現物なら買っていたものを売ってしまえば)、下がった金額プラス手数料が実質の損失になりますので、この場合でも商品先物取引の方が手数料が安い分、損失が少なくてすみます。

 先物と現物の大きな違いとして、先物の方には、納会日があります。最長で1年程その権利を維持することが出来ますが、納会日が来たら決済しなければなりません(現物を買い取るという選択しもありますが・・)。金地金を長期にわたって保持すると言うことと、同じ効果を出したいのであれば、決済と同時に新しい買いを建て玉すればいいわけです。現在、東京金は当限と先限を比べると、数円、先限の方が高くなっています。当限を仕切って先限に新たに買いを建てた場合、この価格差と手数料の分を合わせて1,500円ほどがその都度かかることになりますが、金地金の手数料(値ザヤ)が31,000円であることを考えれば20年くらいまでは、金地金を買うよりも有利であると言えます。

 以上のような理由で、私は、現物取引より先物取引をお勧めします。

 しかし、預金封鎖などで、商品先物取引そのもののシステムがストップすると言うこともあるかもしれません。そういったことが心配な方や、すでに多額の資産をお持ちの方は金地金が良いかと思います。

※2006/02/22現在、東京金の価格は、当限と期先の順ザヤが広がり、期先の方が30円以上高い状況になっています。期先で金の買いを建て、当限まできたときに再び期先に買い替えると3万円以上のロスが生じてしまいます。本当に長期で金を保有したい方にとっては商品先物会社を通じて金地金を購入するのが有利かもしれません。ただ、現在、金地金を1キロ購入するのは2,200,000円ほど必要になります。そのような現金がなくても将来のインフレに備えたい方には先物取引で建玉しておくというのも選択肢の1つとして有りだと思います。


 日本の赤字国債は、本当に困ったものだと思います。考えるとなんだか憂鬱になってしまいます。私が理想的な解決策だと考えるのは、日本銀行にお札をどんどん刷ってもらって、そのお札で赤字国債を買い取ってもらう方法です。多少インフレになるかもしれませんが、市民生活へ影響が最も少ない方法ではないかと思いますがどうでしょうか。

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