趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
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究極の投資法かと思ったら・・・
 似て非なるもの  2006/04/11では、リスクマネージメント  2005/09/13で紹介したコインゲームと同様の優位性が有ると思われる4種類の投資手法を使って、資金の増え方を見てみました。

 その結果、このコインゲームのように、持ち金に対する賭け金の割合を常に一定にするような手法の場合、勝率50%ではなく、損小利大もしくは損大利小にシフトさせて、勝率に変化を持たせると、複利的な効果が生じて利益が増える、という発見をしました。

 勝率80パーセントの投資手法では、「上がる確率と下がる確率が同じとした場合、損切り幅を利食い幅の4倍にすることで勝率80%になる」と言うことを紹介しました。この時、4勝1敗で得られる利益は0になります。

 これを組み合わせたら、予想の優位性が全くなくても、単純に、損切り幅を利食い幅の4倍、もしくはその逆に設定して、資金に対して同じ割合で利食い、もしくは損切りすることが出来れば、複利の効果で4勝1敗、もしくは1勝4敗で、0以上の利益が出るのではないか?と予想したのです。それが可能であれば、予想に優位性が無くても、利益が出せる究極の投資法になるのではないか・・。

 早速、試してみました。

 当たりで賭け金の4分の1の利益、外れで賭け金と同額の損失。勝率80%
 kyukyoku1.png

 当たりで賭け金と同額の利益、外れで賭け金の4分の1の損失。勝率20%
kyukyoku2.png

 この表を作り始めて直ぐ、その予想が間違っていたことに気がついたのですが、一応、全部書いてみました。見てお分かりの通り、予想の優位性が無ければ利益を増やすことは出来ません。

 最初に紹介したコインゲームでは勝率50%で、当たりで賭け金の2倍の利益、外れでは賭け金と同額の利益というルールでしたが、当たりの時の利益が賭け金と同額(優位性がない状態)だったら、どんなことになっていたのでしょう。
 kyukyoku3.png

 10%の賭け金の人が、当たったとき、資金に対して×1.1の結果になり、外れたとき資金に対して0.9の結果になります。1回当たって、1回外れた時点で、資金は0.9×1.1つまり、0.99倍になってしまうのです。
 賭け金の割合が増えれば増えるほど、この値は小さくなっていきます。
 
 今回、究極の投資法を考えることには失敗しましたが、得たものは非常に大きいと思います。
 「当たる確率50%、当たりの時の利益、外れたときの損失が、賭け金と同額」という優位性のない条件では、資金に対して何%という定率的なやり方では徐々に資金が減っていってしまうと言うことが分かったわけです。
 定額的に、例えば、10万円を賭け続けていた場合、この条件では10万円を得たり、損したりの繰り返しで、資金は増えもしなければ減りもしません(実際の投資では手数料分が減りますが・・)
 しかし、資金に対して10%という定率的なやり方にすると資金が減っていくことになります。「定率的な投資手法はリスクが高い」ということですね。

 ところで、最初のコインゲーム、「当たりで賭け金の2倍の利益、外れで賭け金と同額の損失、勝率50%」の時の時のように、優位性が高いときは、
 コインゲーム
 だったわけです。、
 10%と20%の部分では10万円の定額の場合(定額10万円で賭けていくと20回後には元金と合わせて200万円)、20万円の定額の場合(20回後は元金と合わせて300万円)と比べてわずかに良い結果になっいます。似て非なるもの  2006/04/11で試みた確率を変化させたパターンでは、より良い結果になっているものも有りますが、
 当たりで賭け金と同額の利益、外れで賭け金と同額の損失。当たる確率2倍(3分の2が当たり)
 
 当たりで賭け金の2倍の利益、外れで賭け金の半分の損失。当たる確率2分の1(3分の1が当たり)

 当たりで賭け金の2分の1の利益、外れで賭け金と同額の損失。当たる確率4倍(5分の4が当たり)

 回数が増えたことによる時間的なロスや、実際の投資で発生する手数料のことを考えると、どちらが有利かは微妙になってきます。よほど優位性を持った場合でなければ、定率で運用するメリットは受けられないような気がします。

 コインゲームでは、賭け金の割合について、その時の資金の○○%というように定率的に設定しましたが、投資手法として考えた場合、利食い、もしくは損切り設定をその時の資金に対して○○%と決めているのと同じことになります。
 そして、そのような投資手法は、リスクが高くなるという結果になったわけです。
 
 リスクの少ない利食い、損切りポイントを決めて、単純に○○円で利食い、○○円で損切りという行為を続けた方が良さそうだ。と言うことですね。
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