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趣味として商品先物取引を楽しむ
本業に差し障りのない範囲で、商品先物取引と楽しく付き合っていけないものだろうか。 過去の失敗経験をふまえて、先物取引のリスク、面白さ、リスクの少ない投資法を考えていきます。
どう考えても・・・・になる
 買いを建てるのか、売りを建てるのか、投資の方針を決定する際、「この状況なら、どう考えても上げでしょ」という結論の出し方があると思います。
 チャートの動きだったり、ファンダメンタルだったり、何らかの根拠があっての判断だとは思いますが、「どう考えても・・・」という具合に、そうとしか思えないのは、ちょっと危険な状態だと思います。
 
 上記のように「どう考えても上げでしょ」と考えてしまった人にとっては、上げる可能性しかないわけですから、少しでも買建玉を多くした方が儲かるという筋書きになります。その結果、リスクマネージメントに関して最も重要な、建玉を少なくするということが出来なくなってしまいます。
 たまたま、予想通りに上げてしまったりすると、変な自信がついてしまいますから、余計に危ない状況になりやすいですね。

 気をつけましょう。

 ところで、ここで書いたような「どう考えても・・・」とか「どうしても・・・になる」「どうしても・・・出来ない」という言葉は、日常よく使いがちです。
 「どう考えても」「どうしても」と、言葉では言っていても、実際は「どう考えても」と言うほどいろいろ考えてなかったり、「どうしても」と言うほどいろんな試行錯誤をしているわけでもないものです。ほとんど考えていないことの方が多いかもしれません。単純に自分の結論を強調するために使っているという感じでしょうか。
 実際に「どう考えても」と言うほどにいろいろ考えたり、「どうしても」と言うほどいろいろやってみたら、いろんな可能性が出てくるのでしょうね。

 今後、自分でも、「どう考えても・・」「どうしても・・・」と使ってしまうときは、本当にいろいろ考えたり、やってみたりしたのか自問自答していきたいと思います。
資金力の大切さ 2
 リスクマネージメント  2005/09/13では、コイン投げのゲームを例にして、「かなり有利な投資手法でも、投資資金に対する建玉の割合が多いと破産してしまう」ということを説明しました。

 資金に対する建玉の割合を低くしていれば、後は、投資手法自体が有効であれば、資金が増えていくと言うことになります。

 「資金に対する建玉の割合を低くする」

 同じ資金であれば、建玉の数を少なくするということです。私の場合、サヤ取りで逆張りナンピンという手法になりますが、初めの建玉を1組からとすることで、資金に対する建玉の割合を低く保とうと考えています。

 同じ建玉でも、資金が多ければ、資金に対する建玉の割合は低くなります。当たり前ですね・・。
 私と同じ手法でも、500,000円程度の資金では、かなりリスクが高くなります。

 全く同じ投資手法、建玉をしていても、資金の量によって、リスクの度合いが全く異なると言うことです。

 最近、投資関連のブログは非常に多くなってきましたが、「少額の投資資金から1億円を目指す」というタイプのタイトルをよく目にする気がします。中には、運良く1億円を達成できる人もいるかもしれませんが、なかなか難しいのでは・・と感じます。

 リスクマネージメント  2005/09/13のコイン投げの例では、勝ち負けの確率は五分五分で、買ったときの利益が2倍という非常に有利な条件でした。にもかかわらず、賭け金の割合が50パーセントを超えると資金は減っていってしまいます。
 少ない資金、例えば、先物取引で1枚建玉しただけで満玉状態、ということでは、話にならないということです。

 投資手法をいろいろ研究して、勝率や利益を上げることも大切ですが、元になる投資資金を増やす努力、投資のリスクを少なくするためには、これが非常に重要なことだと思います。

 以前、300万円くらいは・・  2005/08/22という記事を書きましたが、どのくらいの資金が必要か?ということについては、その人の投資銘柄や投資手法によって変わってきます。

 現在の私の投資資金は、昨年の利益もあって、約4,300,000円ほどになっています。だいぶ余裕が出てきたようにも思いますが、私の投資手法では、まだ、最初の建玉を増やしていくのは怖いと感じています。
 焦らずに安全マージンをしっかり取りながら取り組んでいきたいと思います。

  資金力の大切さ 1  2005/04/30

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投資も「かもしれない運転」で
 安全運転をするために「だろう運転」よりも「かもしれない運転」ということが言われます。
 「だろう運転」とは、例えば、交差点で対向車両が右折しようとしている時、「こちらが優先だから、止まっているだろう」「曲がってこないだろう」と考えてそのままの速度で交差点に進入したり、自分の前を走っている車が、「急停車することなどないだろう」と考えて車間距離をとらずに走行したり、というような運転です。
 「かもしれない運転」では、このような状況の時、「こちらが優先だけれども、急に曲がってくるかもしれない」、前の車が「急停車するかもしれない」と考えてスピードを緩めたり、車間距離をとったりするという運転になります。

 投資に当てはめて考えると、「だろう運転」は、「自分の予想通りに相場が変化するだろう」と考えている状態、「かもしれない運転」は「自分の予想に反した動きをするかもしれない」と考えている状態だと言えます。
 「100%相場の動きを予想することは無理である」ということを前提に考えれば、常に「自分の予想に反した動きをするかもしれない」と考えながらの「かもしれない運転」のスタンスで投資しに臨むことが安全な投資につながると考えます。

 「だろう運転」でも運が良ければ事故は起きません。そのような状況が続くと、いっそう「だろう運転」の度合いが強くなり、「・・かもしれない」と危険を予測するレベルが低下してしまいます。
 商品先物取引でも、運が良ければ、「だろう運転」的な考えでいても利益を出すこともあるでしょう。しかし、そのような状況になると、「自分は投資の天才かもしれない」などという慢心につながり、利益を上げるために建玉を増やしたり、という行動につながると思います。
 そして、「だろう運転」が事故の原因になるのと同じように「だろう投資」が大きな損失の原因になってしまうと考えます。

 では、具体的に「かもしれない運転」のような「かもしれない投資」では何をしなければいけないか・・。
 「かもしれない運転」では「・・かもしれない」と考えたとき、速度を緩めたり、徐行したり、止まって確認したり、車間距離をあけたりします。
 それをそのまま応用して
 速度を緩めたり、徐行したり → 建玉を少なくする
 止まって確認 → 様子見、仕切り直し
 車間距離をあける → ナンピンの場合の間隔を空ける

 とすることで、だいぶ安全性が高まると思います。
 私がリスク管理で最も大切だと思っているのは、「建玉を少なくする」ということです。

 今後も「かもしれない運転」「かもしれない投資」に心掛けたいと思います。

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手数料負けのリスク
 私の平成16年と17年の取引は次のようなものでした。
 平成16年の売買履歴  2005/02/17
 平成17年の売買履歴  2005/12/31
 粗利益から差し引かれる手数料の割合は
 平成16年が9.3%
 平成17年が6.8%です。

 これって、高いのかな?低いのかな?
 私の場合、殆どがサヤ取りです。フジフューチャーズでサヤ取り1組仕掛けると約1,500円ですから。平均で見ると、1組の仕掛けで15,000円~22,000円と言うところでしょうか。

 オンライントレード以外の従来(2004/12/31以前)の手数料は、ガソリン往復で1枚7,600円でした。サヤ取りをすると1組15,200円になりますから、その手数料だったとしたら私の取引手法ではかなり厳しいですね。
 幸いにも現在は、手数料が安くなり、オンライントレードで気軽にトレードできるのですから有り難いことです。
 
 そうはいっても、商品先物取引では、手数料を除いた実際の取引の部分でゼロサムゲームです。単純に言えば、利益を出している取引と損失を出している取引が半々だと言うことです。
 その上での手数料になりますから、安くなった手数料でも、なかなか厳しい世界だということは感じますね。五分五分の成績では手数料負けと言うことですから・・・。

 実際の取引の中では、ガソリンのサヤ取りで、フジフューチャーズの手数料(往復1枚787円)だと抜け値が約30円(三井物産フューチャーズやひまわりCXなら抜け値20円)となり、あまり気にならないレベルです。
 気にならないレベルですが、そこには、ゼロサムゲームで勝っていても、手数料負けするリスクが潜んでいることは確かです。

 私も普段は手数料のことを気にしながら取引しているわけではありませんが、その辺りのことをきちんと理解しておくことも、取引する上で大切なことだと思います。

 関連記事
   予想以上にマイナスサムゲームかも  08/10/29
リスクマネージメント
 以前、ひまわりCXの「インベスターズ・アカデミー」という商品先物取引講座で、あるコインゲームについての記載が有りました。
 ひまわりCXは、ドットコモディティに統合され、「インベスターズ・アカデミー」も無くなってしまいましたが、ここで紹介されていたコインゲームは、リスクマネージメントの大切さを理解する上で、とても分かりやすい事例ですので、紹介したいと思います。
 
 紹介されていたやり方とは、微妙に違いますが、リスクマネージメントの重要性が分かるよう、簡略化しました。
 表、裏を当てるコインゲームで当たったときは賭け金の2倍の利益、外れたときは賭け金分だけの損失ということにします。
 持ち金100万円から始めて、賭け金は持ち金に対して一定の割合でかけていきます。4万円を切ったところで破産、ということとします。
 当たる確率は50パーセントなのに対し、当たった場合の利益は外れたときの倍になるという、かなり有利な条件です。

 実際に私がコインを20回投げての結果は
×○○○×○×○××○×○○×○×○××と、丁度当たりはずれが10回ずつになりました。

賭け金のかけ方(持ち金に対するパーセント)によってどのように持ち金が変化するのかを計算した表です。
 
 小数点以下は切り捨ててあります。

 勝率が50パーセント、買ったときには賭け金の2倍の利益、負けたときは賭け金分だけの損失という、かなり良い条件であるにもかかわらず、賭け金50パーセントで、やっとトントンという結果に驚きました。商品先物取引はハイリスク、ハイリターンという言われ方をしますが、リスクを高くして賭け金を増やしていくと、ハイリターンになるどころか結局は破産してしまいます。ハイリターンにするためにはリスクを適切に設定しなければいけないわけです。

 70パーセント以上では、最終的に破産状態になってしまいますが、たまたま1敗した後3連勝しているため、その時点では持ち金がかなり増えています。自分が実際にこの勝負をしていたとして、その時考えることは何だろう?
 ここまでは3勝1敗、勝率75パーセント、70パーセントの賭け金でやっていたらその時点で4,147,200円の持ち金です。元金の4倍を超える状態です。たぶん、相当有頂天になりますね。はじめの4回で4倍だから8回目にはその4倍、20回目までいったら・・・・、なんて計算をしてしまうかもしれません。そして地獄へ落とされるわけです。

 このコインゲームでは勝ったときは賭け金の2倍の利益、負けたときは賭け金分の損失という有利な条件が設定されていました。20回コインを投げた後、利益か出ているためにしなければならなかったことは、持ち金に対する賭け金の割合を低くする。ただこれだけです。これだけの有利な条件でも、賭け金の割合を高くしただけで破産してしまいます。我々個人投資家が、資金を失って先物市場から撤退していくことになる理由の多くがこの辺にありそうです。
 それぞれの投資家が、様々な投資手法で勝率を上げようとしたり、損小利大で利益を伸ばそうと工夫します。それも大切ですが、まず資金に対する建玉の割合を低く抑えることが非常に大切だと言うことが分かります。
 実際の商品先物取引では、銘柄や取引手法によって、勝率や1回の取引での損益が違いますのでこの表がそのまま当てはまるわけではありません。
 例えば、ガソリンの片張りをしている場合、イラク戦争開戦直後などストップ安の状態が3~4日続きました。買いを建てていた人は仕切ろうにも仕切れないため証拠金額の3倍から4倍の損失を被ったわけです。 この表では、20パーセントと30パーセントの賭け金の場合が最も効率よく利益を伸ばしていますが、そのような状況でも、資金を全て失ったり、大きな借金をしないためには、もっと少ない割合での建玉にしておかなくてはなりません。逆に、同じガソリンでもデイトレードの場合は、損失を少なく設定できるので、ある程度は建玉の割合を増やしてもいいかもしれません。
 自分の資金、投資手法ででどの程度の建玉が最も有効なのか。研究してみるのも良いかもしれませんね。
建て玉数とリスク管理
 今日(2005/05/06)、tsurezure2006さんより「証拠金と制限値幅変更  2005/05/02>」の記事にコメントをいただきました。
 
 「私は貴金属プロパーなため、あぶらものは苦手です。あぶらものは極端な話、翌日証拠金が1.5倍になるか、半分になるかの世界だと思いますが、いかがでしょうか?その点貴金属は非常におとなしい値動きになってしまいました。でもゴールドはまた1500円超えに失敗です。」

 と言う内容でした。以下、私の考えを書きます。

 最近、石油系商品の値動きは非常に激しく、連日、ストップ高、もしくはストップ安になってしまうような取引が続いています。
 もし、私が買いを前日の終値で1枚建て玉したとします。現在、委託証拠金は150,000円です。石油系商品の制限値幅は100,000円ですので、翌日、ストップ高でプラス100,000円、ストップ安でマイナス100,000です。
 ですから、証拠金に対して何倍になったかと言えば、ストップ高なら150,000円が250,000円になりますので1.66倍です。逆にストップ安なら150,000円が50,000になりますので3分の1と言うことになります。
 証拠金自体は、マイナス75,000円の時点で追い証拠金が必要になってきますので、1.5倍ですかね。
 それからストップ高、もしくはストップ安の際は、損切りしたくても注文が成立しないことが多いので、翌日に持ち越されてさらに大きな損失になることもよくあることではないかと思います。

 確かに、tsurezure2006さんのおっしゃるように、金などに比べると石油系の商品は現在、動きが激しいので、建て玉する際は、注意というか、覚悟が必要です。より慎重な建て玉が求められます。

 ところで、動きの少ない商品は安全なのか?というと必ずしもそう言えない部分もあります。
 建て玉数を1枚と言うことで比べれば当然、動きの大きい石油系商品の方がリスクが大きくなります。しかし、私のように、3,000,000円ほどを先物への投資資金として準備してその内の150,000円でガソリンを1枚建て玉する代わりに、600,000円で金を10枚建て玉したとします。金は普段は動きが少ないですが、ちょくちょく10円以上の動きがありますし、場合によってはストップ高やストップ安となることも無いわけではありません。当然一晩で100,000円以上の利益や損失が出たり、ストップ幅の動きであれば400,000万円の変化が生じるわけです。動きの少ない商品でも枚数を多くしてしまうと、かなりリスクが高くなることが判ります。

 このように自分の資金の総額、どの商品を投資対象にするのか、最初に何枚建て玉するのか、など総合的に考えないといけません。単純に動きが少ない商品なら安全と考えて建て玉枚数を多くしてしまうと痛い目に遭うと思います。

 一気にがっぽり儲かるような建て玉の仕方は、その反対の可能性も十分あると言うことですね・・・。
値段が付くと言うことは
 単品売買でいく場合、「価格が下げてきたからそろそろ上がるだろう」(逆張り的)とか「価格が上げてきたからもっと上がるだろう」(順張り的)と考えて買い玉を建てます。
 売りの場合は、その逆ですね。

 また、ファンダメンタルやチャート分析など、買いを入れる場合は、「上がる可能性が高い」「上がるに違いない」と判断する材料があり、売る入れる場合は、「下がる可能性が高い」「下がるに違いない」と判断する材料があるわけです。

 私が、これから上がるだろうと判断して、買いを建玉しようとしたとき、その裏側では、これから下がるだろうと判断してその価格で売りを建てている人がいます。当たり前のことですが、なんだか不思議な感じがしますね。

 そして、どちらかが利益を出し、もう一方は損失を出してしまうわけです。
 
 こう書くと、結局、利益を出すのも損失を出すのも五分五分という感じがします。
 
 しかし、先物市場で利益を出して生き残っている人は、五分五分以上の優位性を見いだして取引しているはずです。

 私のやっているサヤ取りは、勝率は結構高いのですが、仕切のタイミングが悪いので利益率がイマイチ(趣味レベル)です。
ゼロサムゲーム
 商品先物取引の場合、私が利益を出せば、その分誰かが損失を出しているという世界です。

 例えば、私が1,000円で買ったものを2,000円で売って利益を出せば、1,000円で売っている誰かがいて、2,000円で買っている誰かがいるわけです。1,000円で売った人、2,000円で買った人が直接私の利益分を負担しているわけではありませんが、先物市場の中の誰かが最終的に私の利益分1,000円を損失という形で負担しているわけです。

 全体の利益と損失の合計がゼロになるということで、こういうのを「ゼロサムゲーム」というのだそうです。

 先物市場に参加する皆さんは、多くの方が「大儲けをしたい」という欲望を胸に取引していることと思います。
 しかし、所詮は「ゼロサムゲーム」です。誰かが大儲けをすれば、誰かが大損する。
 喰うか喰われるかという感じですね。怖いですね~。

 「先物取引はゼロサムゲームなのだ」ということを認識しているかどうかが、先物取引に取り組む上ではとても重要なことだと思います。

 「ゼロサムゲーム」に負けないために、どのように仕掛けたらいいのか。
 負けないような仕掛け方をしていくと、誰かが勝手に大損をして、その分の利益が少し自分のところに回ってくるような気がします。

 気のせいかな?

   返り討ちに遭っているような・・  2007/10/15
   個人投資家の成績  08/08/05
 これらの記事を読んでいただくと、ゼロサムゲームがもたらしている現実が、かいま見えるかもしれません。

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